福知山線脱線 先輩後輩のなれ合い 情報漏洩、見返りは鉄道模型やチョロQ(産経新聞) - goo ニュース
この件では、以前、「JR福知山線事故の本質」(山口栄一編著)NTT出版という本を紹介したことがあります。その本は、その事故の本質と「企業の社会的責任を科学から捉える」との副題を付した内容を持っています。
事故の原因を運転手とその人事管理システム、JRとなった会社の経営方針に目を向ける報道姿勢や「事故調査報告書」に対して、事故現場の詳しい分析から、運転手のスピード超過によるカーブ脱線事故ではなく、カーブ構造の持つ速度限界に目を向け、「列車転覆」事故であり、そこから改めて、会社の社会的責任のあり方を追求しています。
会社側は被害者に対する社会的使命感を込めて被害者への補償を行い、事故後の生活や仕事、通院での不利益に苦しむ被害者の一人ひとりの生活の質(QOL)を最大限高められるような個別的・具体的な手だてを尽くすこと。
また、企業として、チーフ・サイエンス・オフィサー(CSO)を経営チームのの一員として設置する、すなわち安全管理の達成に向けて、会社組織の中での科学者の責任と任務を会社ぐるみで確立していくこと、科学的思考能力を会社のすみずみにゆきわたらせることを提言しています。
まさにその指摘の通り、こうしたことを見抜いていたかのような本ですが、今回の会社ぐるみ、現役・OBなれ合いによって、報告書を改ざんし、事故の一因を会社の安全管理の欠如、経営者陣の社会的責任の欠如にあることをうやむやにしようとした、悪質さを喝破したものです。
それにしても、見返りが居酒屋の飲食と模型とチョロQとはいやはや!
さらに元社長は、いまだに取締役として平然としているのだからいったいこの会社は!
多くの被害者・遺族はたまったものではありません。
この件では、以前、「JR福知山線事故の本質」(山口栄一編著)NTT出版という本を紹介したことがあります。その本は、その事故の本質と「企業の社会的責任を科学から捉える」との副題を付した内容を持っています。
事故の原因を運転手とその人事管理システム、JRとなった会社の経営方針に目を向ける報道姿勢や「事故調査報告書」に対して、事故現場の詳しい分析から、運転手のスピード超過によるカーブ脱線事故ではなく、カーブ構造の持つ速度限界に目を向け、「列車転覆」事故であり、そこから改めて、会社の社会的責任のあり方を追求しています。
会社側は被害者に対する社会的使命感を込めて被害者への補償を行い、事故後の生活や仕事、通院での不利益に苦しむ被害者の一人ひとりの生活の質(QOL)を最大限高められるような個別的・具体的な手だてを尽くすこと。
また、企業として、チーフ・サイエンス・オフィサー(CSO)を経営チームのの一員として設置する、すなわち安全管理の達成に向けて、会社組織の中での科学者の責任と任務を会社ぐるみで確立していくこと、科学的思考能力を会社のすみずみにゆきわたらせることを提言しています。
まさにその指摘の通り、こうしたことを見抜いていたかのような本ですが、今回の会社ぐるみ、現役・OBなれ合いによって、報告書を改ざんし、事故の一因を会社の安全管理の欠如、経営者陣の社会的責任の欠如にあることをうやむやにしようとした、悪質さを喝破したものです。
それにしても、見返りが居酒屋の飲食と模型とチョロQとはいやはや!
さらに元社長は、いまだに取締役として平然としているのだからいったいこの会社は!
多くの被害者・遺族はたまったものではありません。