おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

京成成田駅~千葉バス「大栄支所」。その3。「佐原街道(成田街道)」をゆく。第4日目。)

2019-05-31 21:02:20 | 佐倉街道
                    喧噪の国道脇には田園風景が広がります。
(10:52)国道51号線「千葉まで30㎞」ポスト。
              成田市に入る手前に「千葉から24㎞」ポストがありました。

頭上には成田空港に離着陸する航空機の姿が。

                         
「取香川(とっこうがわ)」。「香取(かとり)」ではありません。

里山歩きのグループでしょうか、田園の中を「取香川」の上流を目指して。

相変わらず頭上にはしきりに飛行機が。


         「成田スカイアクセス線」の高架をくぐります(10:55)。

眼下には、稲を植えたばかりのみずみずしい水田。

 (11:10)その先、国道から左に分かれて上って行きますが、この付近は旧道がはっきりせず、この道も違うようです。里山歩きにはふさわしい。


                  

この付近の今昔。
            
             
1880年代のようす。街道は曲がりくねった山道。         2010年代のようす。成田線の高架下を過ぎ、すぐ左上に進む道が旧道の一部?

突然左手にラブホテルの看板が。 

廃寺となっている「神光寺」を過ぎると、(11:21)ちょっとした広場に。
「里山ロード」案内図。

その先で国道に復帰。

コンビニで飲み物を購入、小休止。旧道はこの付近で現在の国道に合流していたようです。


1880年代のようす。街道は北を大きく回り込む。


2010年代のようす。○がホテル。現国道はショートカットした道に。

 事前にこの地図をよく見ていたら、旧道を歩けたはずですが、残念!

(11:41)再開。「野毛平」バス停。
                                      成田空港の滑走路方向へ向かいます。

              →が街道(国道51号線)。 上が東方向。 

一面の野菜畑。

(11:55)「十余三(とよみ)第1橋(「東関道」)を渡ります。

                             

ところで、「十余三」とは?

 江戸時代の幕府直結の馬牧で、明治期の下総牧開墾事業で誕生した開拓地。
 明治2年から旧小金・佐倉牧の開墾が始まり、着手順序を基に開拓地名の字を付けることが取り決められ、
富(鎌ヶ谷市)、和(船橋市)、咲(船橋市)、豊季(柏市)、香(松戸市)、実(松戸市)、栄(富里市)、街(八街市)、美上(香取市)、倉(富里市)、十余一(白井市)、十余二(柏市)、十余三(成田市)
の字名が生まれました。

 いわれを初めて知りました。「三咲」とか「六実」、「八街」など数字の付いた、変わった地名が点在しているな、とは思っていましたが。
     
コメント
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