東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」で下車し、「境川」に出ます。
駅と周辺の変容ぶりにビックリしました。
4年前、「八王子絹の道」歩きでここを通ったときは、一帯が大工事中で、道路も建物も未完成といった印象でしたが。
南町田グランベリーパーク駅。
「ギャザリングマーケット」案内図。
この付近の今昔。
2010年代のようす。左の流れが「境川」。
1970年代のようす。未整備中。
1880年代のようす。畑と山林。
左が都県境となっている境川。
昔の南町田
南町田(鶴間)は、周辺エリアと合わせて、南多摩郡南村という小さな村でした。1954年(昭和29年)、同郡町田町と合併。1958年(昭和33年)には、町田、鶴川、忠生、堺の4町村が合併して町田市が誕生します。
現在の南町田グランベリーパーク駅周辺は、山林と田畑がほとんどを占め、緑いっぱいの里山風景が広がる農村でした。山林からは炭や薪などの燃料を調達し、国策によって杉やヒノキが植えられていました。その名残は、今も鶴間公園の森の中に残されています。炭や薪の需要が減ると既存樹林は田畑に変わり、やがて東名高速道路の開通や東急田園都市線・南町田駅(2019年10月に南町田グランベリーパーク駅に改称)開通に伴って、急速に近代化を遂げていきます。
プロジェクト前の南町田
2006年(平成18年)には、ほぼ現在の形になった南町田駅周辺。2016年(平成28年)の南町田駅周辺の人口は約17000人。開業当時の人口は約5300人ですから、この40年で約3倍になっていることがわかります。
渋谷まで田園都市線1本で出ることができ、良好な街並が維持されている。駅前に商業施設や映画館があり、すぐ隣には緑豊かな都市公園もある…。過ごしやすく暮らしやすい南町田エリアは、訪れる人にも住む人にとっても魅力いっぱいのまちに成長してきました。
また、2016年(平成28年)4月には、国道16号町田立体事業の立体部が開通するなど、地域の動脈となる道路も次々と整備されました。また、駅の北口広場が整備されたことにより、町田駅方面や空港行きなどの路線バスで、多方面へ便利にアクセスできるようになりました。
南町田グランベリーパークは、魅力的で便利な暮らしを堪能できるまちに、まだまだ成長していける、そんな予感がします。
(この項、「町田市」「東急」HPより)
エリアマップ。
(「」HPより)
スヌーピーがお出迎え。
左手に「スヌーピーミュージアム」があります。
その先は、「鶴間公園」。
たくさんの保育園児が遊んでいます。
境川。
対岸は神奈川県大和市下鶴間。
ここから河口に向かって歩きます。