おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

鹿島臨海鉄道大洗鹿島線・(JR鹿島線)。その5。北浦橋梁。潮来。北利根川・霞ヶ浦。十二橋駅。水郷・一面、水田。(関東ローカル私鉄の旅。その2。)

2023-08-02 20:55:07 | ローカル鉄道の旅

発車すると、まもなく長い橋を渡ります。

     北浦橋梁。

この橋は全長1236mで、日本の鉄道橋としても有数の長さを誇ります。水上に橋脚が並び、単線の橋桁が真っすぐ伸びる光景は壮観ですが、さらにここを貨物列車も渡っていきます。

 目の前いっぱいに空と湖面が広がる中、水平線近くをすすむ貨物列車は、まるで大自然に溶け込んでしまったかのようです。

日本有数の長大鉄道橋が生まれた背景

 鹿島線の歴史は比較的浅く、元々は香取と水戸を結ぶ計画で、1960年代半ばから工事が始まりました。1970(昭和45)年に香取~鹿島神宮間が先行開業しましたが、残りの区間は国鉄による運営を断念し、第三セクターの鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線として開業しています。

 当時はすでに、新たな鉄道建設は国鉄から日本鉄道建設公団の手に渡っており、貨物輸送や高速運転を見据えて、高架やトンネルを主体とした高規格仕様で建設が進められました。

 もし明治期や昭和初期に鹿島線が敷設されていたら、今よりも下流の、川幅が狭くなる部分を選んで迂回するルートになっていたかもしれません。しかし、建設技術が進歩していき、建設上の制約が無くなっていく中、香取と鹿嶋をできるだけ最短距離で到達できるルートが取られ、結果としてこの長大な北浦橋梁の「名撮影スポット」が生まれたと思うと、感慨深いものがあります。

              

(この項、「」HPより)

再び田園風景が広がります。

入道雲が。

高架道路の工事中。

      

                  

潮来(いたこ)。

かつては水路が縦横に張り巡らされており、人家と人家を行き来するためにひと一人がやっと通れるような小さな橋が架けられていました。このような橋が12あったので十二橋と呼ばれています。
十二橋めぐりには、「前川十二橋めぐり」と「加藤洲十二橋めぐり」があります。サッパ舟と呼ばれる舟に乗ってたっぷりと水郷情緒を味わうことができます。また、あやめまつり期間中には前川で櫓(ろ)漕ぎ舟も運航します。

(「潮来市」HPより)

「北利根川」。

       けっこう川幅のある川です。

茨城,千葉の県境をなし水郷地方を流れる川。別称常陸利根川。全長 26km。以前は霞ヶ浦と浪逆 (なさか) 浦を結ぶ川を北利根川と呼んでいたが,現在は外浪逆浦と利根川を結ぶ常陸川を含めて常陸利根川と呼ぶ。横利根川とともに利根川の旧河道で香取・鹿島神宮参拝の内陸水路として重要であった。

(「ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)より)

       

「十二橋駅」付近。

      「水郷」という趣。

一面、田んぼが続きます。

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