西表島の大原集落に有る大原神社です。正面には鳥居が有って、本土(ヤマト)の神社と変わりません。
中へ進むと「中殿」と書かれた門が建っています。上には何故か派手な招き猫が居ます。
そしてこれが「本殿」ですが何も有りません。そうです、ここは御嶽の拝所なのです。本来の御嶽の拝所に は、鳥居はおろか石像や石碑なども有りません。森の中のちょっとした空間に、四角い石の香炉(線香立て) が有るだけです。
この沿革碑に書かれて有るように、戦後建てられた拝所であるため、和洋折中ならぬヤマトと八重山のチャ ンプールで作られたのでしょう。ご神体が自然なのは解りますが、それが光熱・酸素・水素とは????。