人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

朝里峠は交通止めだった

2007年05月04日 | 自然観察

Photo_542

Photo_541

 以前札幌に住んでいた時に見つけた山菜の穴場が、定山渓の奥に有る。谷地蕗(エゾノリュウキンカ)を目 的に朝里峠経由で出かけたら、ななんとっ!「朝里峠付近地滑りのため交通止め」、朝里ダムの先でゲートが閉 まっていた。

 天気は良いし、せっかく此処まで来たのに(とは言っても家から30分ぐらいだが)、目の前の小さな沢の中へ 入ってみた。其処はなんと右岸斜面100m程に渡ってカタクリの群生地だった。他にもエゾエンゴサク・キクザキ イチゲ・エンレイソウなどが満開のお花畑であった。車道からちょっと覗き込めば見えるのに、誰も入った様子が 無い。北海道の人間にとっては、山菜=ギョウジャニンニクであるから興味がないのかもしれない。

 残念ながら谷地蕗は見あたらなかったが、カタクリとアズキナ(ユキザサ)を取ってきて昼食のオカズとした。


仲間川遊覧船

2007年05月04日 | 島旅:八重山諸島

Photo_537

 ではこの辺で西表島東部の大原に別れを告げて、県道215号線を上原集落方面へ向かいます。その前に 仲間川遊覧船に乗って見ましょう。やはり西表島ですから、仲間川に掛かる橋の欄干飾り物もイリオモテヤマネ コです。島中何かにつけてイリオモテヤマネコだらけ。

Photo_538

 橋の上から展望した仲間川河口付近の風景、遊覧船が行ったり来たり。西表島の河川の特徴として、中流 域までは河床勾配がほとんど無く、汽水域が続いています。

Photo_539

 中流域まで両岸にマングローブの林が密集している。仲間川天然保護区域に指定され、一切手を加えては ならない。地元住民がノコギリガザミの漁をしているぐらい。

Photo_540

 河口から約6.0kmほど遡ると、樹齢400年と言われる日本最大のサキシマスオウの木が立っている。遊覧船 はここでお終い。