人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

古見岳・・・登らなかった

2007年05月07日 | 島旅:八重山諸島

 今日は朝から小雨がパラつく鬱陶しい天気。こんな日はと思い、午前中は部屋の大掃除。とは言っても掃除 機かけてガスレンジの油汚れ落とし、換気扇のフイルター交換にトイレ掃除ぐらいなもの。天気が悪いと野山遊 び人の出番がないのだ。 八重山旅行もやっと二つ目の島、西表の由布島へたどり着いただけ。これでは何 時終わるか解らないので先を急ぎます。

Photo_559

 西表島最高峰の古見岳(469.5m)です。各島の最高地点をすべて踏破するぞと意気込んで出かけたが、こ こで早くも挫折。①連日の歩き疲れで足にきていた②靴がバックスキンのトレッキングシューズだった③毒毛虫 やハブが居るかもしれない、などなど自己弁護して日和ってしまった。てな訳で、登山はパスして次へ進む。

Photo_560

 野原崎展望台から石垣島を見る。デカイ島だな~、やっぱレンタカー借りよう、などと思いながら次へ進む。

Photo_561

 西表島温泉、ここも立ち寄り湯せず次へ進む。バス停は県道脇に有るのに、路線バスが温泉の玄関まで乗 り付け、支配人とおぼしき人が玄関先で待っていた。ずいぶんとサービスが良いと思っていたら、運転手が支 配人に書類の様な物を渡していた。ナンのこと無い、頼まれ物を届けただけであった。

Photo_562

 観光案内に「大見謝(おおみじゃ)ロードパーク」と有るから立ち寄ってみた。干潟のマングローグ林と向かい の鳩間島が見えるだけ。次へ進むといよいよ今夜の宿のある船浦へつく。

Photo_563

 これは野原崎に咲いていたイリオモテアザミ、西表島ではハマゴボウと呼び食用としている。八重山では、 野山に生えている物は何でもかんでも食べてしまう。毒の有る物でも毒抜きして食べてしまう。それだけ食糧難 の時代が有ったということだろう。

 


由布島

2007年05月07日 | 島旅:八重山諸島

Photo_556

 西表島を代表する観光地、大型観光バスが引けも切らず押し寄せる。高速船を乗り継いで、一日で三島を 回る観光コース、自分が今何処の島に居るのかも解らない観光客が居るそうな。観光会社のキャッチフレーズが 「西表島の大自然をゆっくりとご堪能下さい」だって。この様な場所は私の旅の趣旨に反するのだが、話 の種と思い寄ってみた。高台から見下ろすと、水牛車が行ったり来たり。

Photo_557

 御者のおじさんに若い子が(二十歳前後の女性のことです)「オジサ~ン  三線弾いて~ 」と言うと、棚の 上から三線取り出して「安里屋ユンタ」なんぞをテケテケと弾いてくれます。あくまでも若い子が、ですぞ念のた め。

Photo_558

 対岸の小浜島は目の前、海の色が濃くなっている所が「ヨナラ水道」マンタが行ったり来たりしている場所ら しい。西表島と小浜島の両側から生育した珊瑚礁がまだくっついていないため、深くて狭い海が帯状に残ってい る。