今年始めて乙女の滝へ出かけた。雪解け水で増水し、乙女というには相応しくない荒々しさであった。
ちょっと足をのばし、滝ノ沢分岐まで行ってみる。正面の丸木橋を渡るとパラダイスヒュッテへの路。左へ行く とテイネオリンピアへと続く。ただしこのルートは民有地（鉱山会社）の中に有り、現在工事中のため日曜日し か通ることが出来ない。
今日は日曜日、多くの人が散策に訪れていたが、あまり花が咲いていない。ポツリと咲いていたヒメイチゲ。 フキとイタドリの新芽を少々採ってきた。フキはキンピラ、イタドリの新芽は茹でてマヨネーズでサラダとする。
古見集落の有る前良川（まいらがわ）・後良川（しいらがわ）河口周辺は、マングローブの林が美しい場所。 マングローブとは、海水や汽水域に育つ樹木の総称。純マングローブ種としては、ヤマプシキ・オヒルギ・メヒル ギ・ヤエヤマヒルギ・ヒルギダマシなどがある。この写真はヤエヤマヒルギです。タコ足の様な支柱根が特徴。
ではいよいよイリオモテヤマネコに会いに行きましょう。とは言っても「ヤマネコに会いたくて西表島へ移住し て10年、その間会ったのは三回だけ」なんて話があるぐらいですから、観光客が会える機会は万に一つもあり ません。後良川の橋を渡って左側の道路を入って行くと「西表野生生物保護センター」が有ります。ここの交通 事故で死んだヤマネコの剥製でがまんして下さい。
なにしろ、白骨死体が見つかっただけでも新聞記事になるぐらいですから。レンタカーを借りる時「人間轢い てもヤマネコ轢くな」と言われました。（ウソです）がそんな雰囲気。
