阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

1週間以内の開花かな  月下美人 今年3輪目の花芽が楽しみ

2022年08月26日 | 花・草・木・生き物

ぐっと首をもたげてきた。  葉から直に花が咲くのはもう通算200輪以上 毎年経験していても なんと不思議なプラントだなと思う。

月下美人  Wikipediaから

ゲッカビジン月下美人、学名: Epiphyllum oxypetalum、英名: Dutchmans pipe cactus, A Queen of the Night)は、メキシコ熱帯雨林地帯を原産地とする、サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物である。日本で多く流通しているクジャクサボテン属Epiphyllum属)には交配種が多いが、これは原産地からそのまま導入された原種である。絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(通称: ワシントン条約)の附属書IIの適用対象である[2]

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葉状茎の丈が1mから2mにまで達するとつぼみの形成が見られる。は、夜に咲き始め翌朝までの一晩でしぼみ、めしべ他家受粉が起きなければ散ってしまう。花冠は20-25cm程度であり、白い。香りが強いこと、夜間開花すること、小型哺乳類の訪花に耐える強度を持つこと、花粉花蜜虫媒花よりも多いこと、それらは生態学的に送粉シンドロームコウモリ媒花の特徴に一致する。これは原産地の新大陸熱帯地域において花蜜食花粉食を示す一部のヘラコウモリ科の小型コウモリ類媒介受粉への適応と考えられている。

ゲッカビジンは日本での栽培下では6~11月に咲き、この季節に株の体力が十分に回復すれば2~3ヵ月後にもう一度咲くことができる。つぼみは初期は垂れ下がっているが開花直前になると自然に上を向いて膨らみ、夕方に芳香を漂わせはじめる。これもコウモリがホバリングをしながらやや下を向き、舌を伸ばして花蜜と花粉を摂食する行動との共進化と考えられている。


開花中の花、開花後のしぼんだ花ともに食用にでき、咲いている花は焼酎につけると保存できる。台湾ではスープの具として使われる。

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茎のほとんどは昆布状の扁平な葉状茎になっており、またしばしば株元から細長い鞭状の茎を伸ばす。葉状茎の縁は波打っており、その凹部のくぼんだ点に産毛状に退化した刺(これが真の葉)を持つ刺座(サボテン科特有の点状にまで短縮した短枝)が位置する。成長点はここと茎頂にあり、これらの箇所から新しい茎(長枝)やつぼみが生じる。

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花は二回楽しめます。夜間、花を目と鼻で楽しむのが一つ。朝それを摘んで、夕食にさっと湯を通したあと
三杯酢にして食べるのが月下美人開花の2番目の楽しみです。

たった一夜しか咲かないはかない花で、しかも夜間にだけ開くということからナルホド[月下美人]と名付けられたんやと納得する花です。


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誰もが病人でありうる。 たまたま何かの恵みで いまは病気でないのだ。   中井久夫先生の言葉    東京新聞

2022年08月26日 | ゲストルーム

先ごろも書いたが阿智胡地亭一家は神戸で阪神淡路大震災を被災した。 震災後しばらく経ってから夫婦は神戸大学医学部病院で中井久夫先生の診察を受けたことがある。

 相方は何かのことで自宅のお嬢さん(文中の医者になられた方)と電話でしばらくお話させてもらったこともあるようだ。

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2022/8/9 10:33神戸新聞NEXT

阪神・淡路大震災の被災者の精神的なケアに尽力し、文筆家としても多くの業績を残した精神科医で神戸大名誉教授、文化功労者の中井久夫(なかい・ひさお)氏が

8日午前11時5分、肺炎のため神戸市の介護施設で死去した。88歳。奈良県出身。自宅は神戸市。

 葬儀・告別式は近親者のみで行い、供花、弔電は辞退する。喪主は長男伸一(しんいち)氏。

 京都大医学部を卒業し、東京大などを経て1980年、神戸大医学部教授に就任。統合失調症研究の第一人者として知られる。

95年の阪神・淡路大震災後、被災者の心のケアの必要性を早くから訴え、支援体制の構築や支援者の育成に精力的に取り組んだ。

中井氏が責任者を務めた心理的ケアの拠点が発展する形で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の研究や治療、相談などに当たる全国初の

「兵庫県こころのケアセンター」(神戸市)が2004年に開設、初代センター長に就任した。

 

 97年に神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件の遺族らとも関わり、犯罪や災害の被害者や家族の心理的な回復をサポートする

「ひょうご被害者支援センター」(神戸市)理事長として活動。甲南大教授も務めた。

 90年から2012年まで本紙でコラム「清陰星雨」を執筆。歴史や文化を巡る高い見識に基づき、政治や戦争をはじめとする幅広いテーマに深い洞察を示し、

無名の人々に温かいまなざしを向けた文章は多くの人の共感を呼んだ。

 阪神・淡路の直後の医療現場や患者らの苦難をつづった「災害がほんとうに襲った時」のほか、「関与と観察」「精神科医がものを書くとき」「樹をみつめて」など著書多数。

著作の一部は東日本大震災後に復刊された。

 優れた語学力を生かし、米国の精神科医サリヴァンやフランスの詩人ヴァレリーの訳書も手がけた。

 著書「家族の深淵」で毎日出版文化賞。01年兵庫県社会賞。13年文化功労者

参考サイト

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