近所のセブンイレブンに寄ったら、信州産イチゴを使ったスイーツが置いてありました。イチゴ栽培をハウスで行っているところはいくつか見かけますが、県内セブンイレブンに供給できるほど春のイチゴが生産されているとは知りませんでした。信州(長野県)の農家も頑張っているなと嬉しくなりました。録音当時、頑張っていたテナー奏者。
ROCKY BOYD (ロッキー・ボイド)
EASE IT (Jazztime 1961年録音)
ロッキー・ボイド(ts)の唯一のリーダー作です。ボイドは、1936年ボストン生まれで、ボストン音楽院、バークリー音楽院に学び、1958年にニューヨークに出て、マックス・ローチ・グループに在籍したテナー・サックス奏者です。しかし、この一枚のリーダー作を残して、シーンから消えてしまいました。
メンバーは、ロッキー・ボイド(ts)、ケニー・ドーハム(tp)、ウォルター・ビショップ・ジュニア(p)、ロン・カーター(b)、ピート・ラロッカ(ds)。サイドメンは、よく知られたミュージシャンばかりで、ドーハムをはじめ各人のソロもたっぷりと聴けます。
曲目は、ボイド作曲の「Avers」、ヴィクター・ヤング作「Stella by Starlight」(星影のステラ)、ピート・ラロッカ作「Why Not」、ポール・チェンバース作「East It」、ルイス・ボンファ作「Samba de Orfeu」(オルフェのサンバ)、ウィルバー・ハービー作「West 42nd Street」の全6曲。ボイドの「Avers」は、ブルー・ミッチェル(tp)が、「Blue's Mood」(Riverside)で取り上げていて、ボイドが評価されていた証左でしょう。両方を聴き比べするのも面白いです。
ハードバップの佳作といいたいアルバム。ボイドts)のプレイは、ソニー・ロリンズを思わせるところがありますが、結構ブルージーです。ボイド作の「Avers」は、ボイド、ドーハム(tp)と熱のこもったプレイが続き、とりわけドーハムが見事なロングソロを展開、ビショップ(p)、カーター(b)もソロをとります。「Ease It」においても、ドーハムの音色とフレーズが変化に富んだソロが面白く、ボイドも負けじと黒っぽいフレーズを吹いています。
【セブンイレブンの信州産イチゴを使ったロールケーキ】
珈琲も一緒に買いました。
付加価値をつけたせいか値段がやや高めですが、県内ではアピールすると思います。