12月に入り、クリスマス・ツリーが長野市内でも目立つようになりました。僕が勤務している事務所が入っているビルの一階にも小さなツリーが飾られていますが、横に本物の花も飾られていて、小ぶりながらいい雰囲気です。タリーズ・コーヒー前や長野東急デパートのものは、大きくてかなり華やかで、多くの通行人の目を楽しませています。華やかな美女ジャケットで。
CALABRIA FOTI (カラブリア・フォーティ)
A LOVELY WAY TO SPEND AN EVENING (MoCo 2007年録音)
2007年に発売されたこのアルバムは、カラブリア・フォーティのポートレートを使っていて、美女ぶりが話題になったと記憶しています。今年(2017年)、10年ぶりに新譜が出されたので、名前を見かけるようになりました。この第一作については、歌手のジョニー・マティスや作曲家のジョニー・マンデルが賛辞を寄せるなど、発売時に既に一定の評価を得ていたようです。
メンバーは、カラブリア・フォーティ(vo,vn)、Matt harris(p)、Larry Koonse(g)、Trey Henry(b)、Dick Wller(ds)、Bob McChesney(tb)らに、30人ほどのストリングセクションが加わります。フォーティは、ヴァイオリン奏者としても活動をしていて、このアルバムでもちょっとですが、ソロをとっています。才媛です。
曲は、ややマイナーなものを含んだスタンダード集です。「Love Me As Though There Were No Tomorrow」、「The Touch Of Your Lips」、「Do It Again」、「When Lights Are Low / Linger In My Armes」、「All Of You」、「I Am Woman(You Are Man) / You Fascinate Me So」、「I Wanna Be Loved」、「Close Your Eyes」、「A Lovely Way To Spend An Evening」、「For All We Know」の全10曲。1曲目の「Love Me As Though There Were No Tomorrow」は、ハロルド・アダムソンとジミー・マクヒューの手になるものですが、全く知りませんでした。
格調が高くて品位のあるカラブリア・フォーティのヴォーカルが聴けます。歌を聴いていると、1950年代のポピュラー系のアルバムを思い起こすような、優雅でゆったりとした時間が過ぎて行きます。「The Touch of Your Lips」、「A Lovely Way to Spend An Evening」、「For All We Know」など聴きやすく優し気な歌声は、冬の夜中にピッタリです。また、2曲で聴けるフォーティ(vo)のスキャットでは気分が高揚しますし、Larry Koonse(g)のソロにはグルーヴ感もあり変化に富んだアルバムでもあります。
【カラブリア・フォーティ・ホームページ】
ホームページ:calabriafoti
【長野市内で見かけたクリスマス・ツリー】
(事務所の入居しているビルの1階の飾り付け)
小ぶりですが、ランプも点灯して、いい雰囲気です。左右に飾ってある花は本物です。
(タリーズ・コーヒー前)
結構大きなもので、目立ちます。
(長野東急百貨店前)
「ミッキー」や「ミニー」が飾り付けられていて、ディズニーがテーマのクリスマスツリーです。
(長野駅前善光寺口広場)
ハートがあしらわれています。