安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

エリック・クラプトン 12小節の人生 (長野市相生座)

2019-02-11 20:02:43 | 映画・DVD・テレビ

映画「エリック・クラプトン 12小節の人生」を見ました。僕は、エリック・クラプトンの格別なファンではありませんが、「いとしのレイラ」は聴いたことがあったし、熱烈なクラプトンファンの友人もいたので、興味を覚えて映画館に足を運びました。 

   

内容は、エリック・クラプトンの近年までの歩みを追ったもので、家庭におけるプライベートな映像やステージの映像と音楽を用いたドキュメンタリーです。幼少時から最近のものまで、よくこれだけの映像を集めたものだと感心させられ、そういった点ではかなりな労作だと思いました。

ヤードバーズ、クリーム、デレク&ザ・ドミノスなどと、ギターを弾いたり歌っているクラプトンが出てきて、彼の音楽的な軌跡を追うことができます。ただ、B.B.キングにクラプトンは影響を受けたようですが、そもそもどんな点に惹かれ影響を受けたのかなど、全般に深い掘り下げはないのが残念でした。

ドラックや飲酒、女性遍歴など、プライベートの関連がかなり出てきますが、そういったところから更生して立派になったというようなストーリーが見え隠れします。監督の意向かもしれませんが、プライベートに関する部分は、大きく扱い過ぎな感じがしました。音楽がもっと前面に出ていると思ったのですが。

今回のパンフレットの中の「エリック・クラプトン・クロニコル(年表)」がよく出来ていました。こういう時系列的な整理があると、映画の理解も進みます。

   

   

この年表は、パンフレットで6ページにわたり続いていて、よく出来ています。

   

貴重な映像はたくさんあったようです。

   

プレイベートな部分も多いです。