2月5日(火)、東京出張の帰りに神田のLydianでジャズライブを聴いてきました。土谷周平(b)さんのツァー最終日で、ヴァイオリンとヴォーカルのゲストも加わった賑やかなステージでした。
武藤勇樹(p)、土谷周平(b)、鎌倉規匠(ds)
牧山純子(vn)、小林麻里(vo)
(メンバー)
土谷周平(b)
武藤勇樹(p)
鎌倉規匠(ds)
Guest
牧山純子(vn)
小林麻里(vo)
(曲 目)
前半
I've Never Been In Love Before (Frank Loesser)
Segment (Charlie Parker)
Quien Sera? (Luis Demetrio) 小林麻里(vo)
All of Me (Gerald Marks) 小林麻里(vo)、牧山純子(vn)
A Taste Of Honey (Bobby Scot) 小林麻里(vo)、牧山純子(vn)
大きな古時計 (Henry Clay Work) 牧山純子(vn)
モルダウ (スメタナ) 牧山純子(vn)
後半
I Loves You Porgy (George Gershwin)
Darn That Dream (Jimmy Van Heusen)
Spain (Chick Corea) 牧山純子(vn)
スロベニア組曲 (牧山純子) 牧山純子(vn)
スロベニア組曲 (牧山純子) 牧山純子(vn)
最終の北陸新幹線に乗るために途中退出。
(感 想)
土谷周平トリオのサイドメンは、武藤勇樹(p)と鎌倉規匠(ds)で、この二人の演奏は以前聴いたことがあり好印象を持っていました。当夜も、武藤勇樹(p)は奇を衒わないオーソドックスな和音、両手のユニゾンも用いた変化のあるフレーズで好演し、武藤さんの編曲による「I Love You Porgy」は、ハードにスイングする新鮮なヴァージョンでした。
鎌倉規匠(ds)のプレイは、ダイナミックで「モルダウ」の中間部における疾走感には、ちょっとトニー・ウィリアムスのドラミングを想起しました。土谷(b)さんのサウンドは艶やかで聴きやすく、このトリオでやった「Segment」は現代的なかっこよさが出ていて、当夜のハイライトでした。
小林麻里さんの唄は3曲聴けただけですが、ラテン物の「キエンセラ」やジュリー・ロンドンが歌った「蜜の味」は、華やかな容姿に、華やかな歌声の小林さんに相応しい選曲で、楽しめました。牧山純子(vn)さんの演奏では、彼女自身の編曲による「モルダウ」が面白く、ヴァイオリンはクラシック向きだと思いました。
当夜の「Lydian」には、お客様が30名以上も入っていて、嬉しい光景でした。中座せざるを得なかったのですが、マスターが出てきて、見送りをしてくれました。
【会場で購入したCD 小林麻里「Guilty」】
【ジャズライブハウス Lydian(リディアン)】
住所:東京都千代田区神田司町2-15-1 B1
電話: 03-5244-5286
ホームページ:jazzlydian.com