安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

レスター・ヤング「THE PRESIDENT PLAYS」と月詠珈琲のチーズケーキの話題

2020-08-13 21:25:27 | テナー・サックス

久しぶりに松本市島内の月詠珈琲に寄りました。珈琲は少し濃いめのマンデリンを注文し、それにあわせるといいかと思い、今回初めてチーズケーキを注文しました。お店のオリジナルのこのチーズケーキですが、滅法美味しくて、リピーターになりそうです。リピートして聴いているアルバムを。

LESTER YOUNG (レスター・ヤング)
THE PRESIDENT PLAYS (VERVE 1952年録音)

   

レスター・ヤング(ts, 1909~59年)のヴァーヴレーベルへの録音は、1956年に録音した「Pres and Teddy」あたりが奇跡的に素晴らしいとされ、1930年代から40年代前半に比べると低調だと言われることが普通でした。しかし、この1952年の録音を聴くと、ヴァーヴ時代もよかったように思えてきます。

メンバーは、レスター・ヤング(ts)、オスカー・ピーターソン(p)、バーニー・ケッセル(g)、レイ・ブラウン(b)、J. C. ハード(ds)。当時のオスカー・ピーターソン・トリオは、ピアノ、ギター、ベースでしたが、そこにドラムスを入れた編成がリズムを強化して成功しています。

曲目は次の通り。

1  Ad Lib Blues
2  Just You, Just Me
3  Tea For Two
4  Indiana
5  I Can't get Started
6  On The Sunny Side of The Street
7  Almost Like Being In Love
8  There Will Never Be Another You
1曲目は、ピーターソンとレスターの即興のブルーズですが、あとは、スタンダード中のスタンダード曲です。

レスター・ヤング(ts)とオスカー・ピーターソン(p)の白熱した演奏が楽しめます。特に素晴らしいのはアップテンポで演じられた「Just You, Just Me」と「Tea For Two」の2曲で、ヤングの次々と出てくるメロディアスなソロに唖然とします。ミディアムテンポ以下の演奏も優れていて、音域を広く使った「On The Sunny Side of The Street」やピーターソン(p)のイントロから入る「Almost Like Being In Love」におけるヤングの表情豊かなソロを聴いていると頬が緩んできます。

【月詠珈琲の店内とチーズケーキ】

入口

ウッドデッキにもテーブルが配置されていて、春から秋にかけては、こちらでお茶をするのも良さそうです。

店内

スピーカーのJBLオリンパスからは、BGM的にジャズやポップス、軽いクラシックなどが流れていました。

珈琲とチーズケーキを注文。

マンデリン。やや深煎りです。

チーズケーキ。しっとりとしてコクがあって、松本近辺では、これだけのものを探すのは難しいかもしれません。

本日は、迎え盆で、お墓に行ったりするなどしていて、ブログのアップが遅れました。ご覧いただければ幸いです。

【月詠珈琲】

住所:長野県松本市大字島内7122-3
電話:0263-74-1487
ホームページ:matsumoto-tsukuyomicoffee.com