築60年で傾いてもきている実家の母屋をどうしようかと悩んでいて、取り壊して建て替えという選択肢もあるので、住宅公園のハウスメーカーの建物を参考に観てきました。
それぞれのメーカーが趣向を凝らして大きく建てた物だけに、実際の家のイメージは湧かないのですが、それでも最新のテクノロジーや間取りなど驚くべき進歩をしていて、ためになった見学でした。
(あづみの住宅公園)
まずは、安曇野市の「あづみの住宅公園」へ
セキスイハイム
アルプスピアホーム。長野県の地元工務店ですが、人気があって年間200棟を建設。リフォームなども一体的に手がける会社です。
建物全体を撮り忘れましたが、一条工務店の建物です。長野県内の戸建て住宅では、積水ハウスを押さえてトップをとっています。全館床暖房というのがアピールします。
床暖房の配管。使うのは液体のようです。
断熱性能もよいようです。担当者と話していると、明快な説明が多く勢いがあるメーカーのように思えます。
パナソニックホーム。鉄骨造りで、大きな空間をとることができます。
(松本住宅公園)
積水ハウス。基礎や外壁など、さすがにトップメーカーのように感じました。
住友林業。なかなかよく、今回最も印象に残りました。
感心した玄関脇にあるシューズ・イン・クロゼット。作業着や長靴を置いておけます。この作りは便利そうです。
玄関脇には手洗いもついています。庭いじりや外仕事のあとに有用。
リビングから和室。木造でよくこれだけの空間を確保しています。
意外に開放感があるのですが、その秘密の一つが、ドアや窓ガラスなどの建具が天井の高さまであるということでした。これも驚き。間取り図だけではわからないのがこういったところでしょう。
ドアが大きいので、トイレが広く見えます。
ホテルのような寝室
階段
三井ホーム。重厚で高級感ではトップです。
洗面所ですが、ホテルのようです。
感心したトイレ。開き戸で中も広いのが素晴らしい。
断熱材のアピールをしていました。壁式の工法なので、このようなことができるようです。
地震に強いことをアピールしています。
二階から一階のリビングを見たところ。
積水ハウス、住友林業、三井ホームはさすがにトップクラスでした。一条工務店も特に女性の支持が得やすそうです。気になるメーカーについては、実際の街中にある家を見るつもりです。ただし、金額が高いメーカーばかりなので、参考にするだけに終わる可能性も高いです。