安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ミリアム・ガウチ(ソプラノ)が歌うヴェルディ、プッチーニなどのCD・DVD

2020-08-18 20:07:37 | クラシック

ミリアム・ガウチ(1957年生)は、マルタ出身のソプラノ歌手で、僕は20年ほど前にナクソスレーベルのCD「イタリア・オペラ・ソプラノアリア集」を購入して初めて知りました。それ以来のファンですが、このCDは現在も繰り返し聴いています。

(ミリアム・ガウチの略歴など)

ミラノのジュセッペ・ヴェルディ音楽院を卒業後、1984年にボローニャでデビュー、85年にはミラノスカラ座にデビュー、それ以降、ウィーン国立歌劇場、ハンブルグ国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場などで歌いました。

イタリアオペラの主要な役を歌っていて、マダム・バタフライ、ラ・ボエーム、マノン・レスコー、パリアッチ(道化師)などの主役を歌うほか、声楽曲でもソリストとして起用されていて、非常にレポートリーの広い人です。

(特 徴)

細いけれど、柔らかみのある綺麗な声で、ヴィヴラートをほとんどかけずストレートに歌います。大向こうをうならせるような派手な歌唱を行わずに、地味と言ってもいいのですがメロディを丁寧に歌っていて好感が持てます。

(ガウチが出演をしているCD・DVD)

   

「イタリアオペラ・ソプラノアリア集」(NAXOS  CD)。ラ・ワリーから「さようなら・ふるさとの家よ」、トスカから「歌に生き、恋に生き」、ジャンニ・スキッキから「私のお父さん」、ラ・ボエームから「私の名はミミ」など。まずはこのアルバムでしょう。

   

プッチーニ「マノン・レスコー」(NAXOS  CD)

   

プッチーニ「マノン・レスコー」(DVD輸入盤)。実はまだ視聴できていません。リージョンコードだかが異なるので、普通のDVDプレーヤーでは再生できません。見ることが可能なDVDプレーヤ―あればいいのですが。

   

プッチーニ「蝶々夫人」(NAXOS  CD)。蝶々夫人も各地の歌劇場で歌っていて、ガウチが得意としたレパートリーです。

   

レオンカヴァルロ「パリアッチ」(NAXOS  CD)。ガウチ、ミロスラフ・ドヴォルスキー、ボウ・スコウフスとよい歌手が出演しています。

     

ブラームス「ドイツ・レクイエム」(NAXOS  CD)。アレクサンダー・ラハバリ指揮スロヴァキア放送交響楽団。

   

ヴェルディ「レクイエム」(CD2枚組)。アレクサンダー・ラハバリ指揮スロバキア放送フィルハーモニー管弦楽団。がっちりとしたなかなかよい演奏のように思えます。

   

プッチーニ「トスカ」。(CD)アレクサンダー・ラハバリ(指揮)

   

プッチーニ「ラ・ボエーム」(CD)。なかなかよい好きなアルバムです。

   

ビゼー「カルメン」(DVD輸入盤)。ガウチはミカエラの役で出演しているはずです。僕のもっているプレーヤーでは再生できずにまだ視聴できていません。リージョンフリーの全世界のものが見られるDVDプレーヤーがないものでしょうか。