安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジョー・ファレル「VIM 'N' VIGOR」とアップルグリムのハンバーグの話題

2020-08-20 20:06:43 | テナー・サックス

久しぶりに長野市の自宅近くの地元レストランチェーン店「アップルグリム」で夕飯をいただきました。珍しくハンバーグにしてみたのですが、熱い鉄板の上でジュージューとした音を立てているハンバーグは、柔らかめで期待以上に美味しいものでした。ジャズの方も熱い演奏を聴きます。

JOE FARRELL (ジョー・ファレル)
VIM 'N' VIGOR (TIMELESS 1983年録音)

   

ジョー・ファレル(ts,ss,fl  1937~86年)については、エルヴィン・ジョーンズ(ds)・コンボ(1967~70年)やチック・コリアのリターン・トゥ・フォーエヴァー(1971~72年)でサイドメンとして活躍したイメージが強く、リーダー作にはほとんど関心を寄せなかったのですが、このタイムレス盤は結構面白い。

メンバーは、ジョー・ファレル(ts,ss,fl)、ロブ・ヴァン・デン・ブロック(p)、ハリー・エメリー(b)、ルイス・ヘイズ(ds)。本人がサックス奏者なのに、どうしてベースが写っているのか解せないことをはじめとして、このジャケットだと買う気がなかなか起きないですね。

曲は次のとおり。

1  Arab Arab (Joe Farrell)
2  Besame Mucho (Consuelo Velazquez)
3  Thrre Little Words (Harry Ruby)
4  Miles Mode (John Coltrane)
5  Vim 'n' Vigor (Joe Farrell)
ジョー・ファレルのオリジナル2曲とスタンダード2曲にジョン・コルトレーン作が1曲とバランスがとれた選曲です。ラテンの名曲「Besame Mucho」が楽しみです。

ジャケットと内容は反比例しメンバー全員の快演が楽しめます。ジョー・ファレルの力強いソプラノサックスとビシバシと煽りまくるヘイズのドラムスが素晴らしい冒頭の「Arab Arab」、意外に端正なファレルのフルートプレイが美しいラテン名曲「Besame Mucho」、ジョン・コルトレーンの影響を強く感じさせるファレル(ss)とマッコイ・タイナーを髣髴とさせるロブ・ヴァン・デン・ブロック(p)のソロが続く「Miles Mood」と、1960年代に還ったかのような熱い演奏が好印象。

【あっぷるぐりむ 長野栗田店】

住所:長野市栗田西番場333-1
電話:026-227-8585
ホームページ:あっぷるぐりむ

外観。道路の反対側から撮っています。

入口

店内。やや早い時間なので空いています。

注文した品物がくるまで、スープバーのスープをいただきました。食事をすると無料です。

ハンバーグと鮭ご飯のセットを注文。

鮭ご飯。食べやすい。

ハンバーグ。意外によかった。

小鉢にはホウレンソウ。