安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

最近聴いているクラシックのアルバム【リヒテル(p)、ロストロポーヴィチ(vc)、N・ヤルヴィ(指揮)、酒井有彩(p)】

2022-03-18 19:30:00 | クラシック

出かけたクラシックの演奏会で印象に残った曲や出演者のCDをたまに購入しています。以下、最近、購入して聴いているアルバム(CD)です。

1 スビャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

   

(1) ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番、(2) チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、(1)スタ二スラフ・ヴィスロッキ指揮 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、(2)ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ウィーン交響楽団
【録音】1959年4月(1) モスクワ、1962年9月(2) ベルリン

尾高忠明指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団演奏会(1月13日 高崎芸術劇場) で阪田知樹(p)の演奏でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を聴いたのですが、これは、その参考に聴いたCDです。リヒテルの音が粒だっていて明瞭で、雄大な演奏に興奮しました。チャイコフスキーの協奏曲も、引き込まれました。

   

リヒテルの演奏に感銘を受けて、この際だからと、SACDハイブリットのピアノ協奏曲集を購入しました。曲目は上記の通りですが、とりわけ、ブラームス第2番、シューマンが素晴らしい。

   

(1)ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調 (2)シューベルト:さすらい人幻想曲
スヴャトスラフ・リヒテル(P) カルロス・クライバー(指揮) バイエルン国立管弦楽団(1)
【録音】1976年(1),  1963年(2)
上記SACDにも入っていますが、C・クライバーのジャケット写りも良いので購入。あわせて収録されたシューベルト「さすらい人幻想曲」が、華麗で異次元のような演奏で、すごい。

2 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)

   

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、チャイコフスキー: ロココの主題による変奏曲
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 【録音】 1968年9月 ベルリン

明日(2022年3月19日)の群響定期演奏会(指揮:小林研一郎、チェロ:宮田大)で、「ロココの主題による変奏曲」が取り上げられるので、あらかじめ聴くために購入したCDです。ロストロポーヴィチのドヴォルザークのチェロ協奏曲も素晴らしい。

 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)エーテボリ交響楽団による チャイコフスキー / エレジー「イワン・サマーリンの思い出に」 

これは、演奏家ではなく、チャイコフスキー作曲のエレジー「イワン・サマーリンの思い出に」が忘れられなくて、収録されたCDを探して購入したものです。尾高忠明指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団演奏会(1月13日 高崎芸術劇場)のアンコールで初めて聴いた曲です。それにしても尾高さんは優れた指揮者です。

   

チャイコフスキー: 交響曲 第4番、 弦楽セレナード Op.48、 サマーリン追悼の悲歌
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、エーテボリ交響楽団。

 酒井有彩(ピアノ)

   

ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 *、ショパン:3つの華麗なる大円舞曲 作品34、ラヴェル:水の戯れ、ソナチネ、
クライスラー/ラフマニノフ:愛の悲しみ、愛の喜び、サン=サーンス/ゴドフスキー:白鳥(「動物の謝肉祭より)
酒井 有彩 (ピアノ) 飯森 範親 (指揮)* 日本センチュリー交響楽団 *
【録音】2018年6月15日大阪、センチュリー・オーケストラハウス、10月11-12日埼玉、富士見市民文化会館

松本 蘭ヴァイオリン・リサイタル (3月5日 上田市サントミューゼ)でピアノを弾いていた酒井さんの演奏がフレッシュで良かったので、CDを購入しました。演奏会では音色が多彩で明るく、リズムも軽やかな感じでした。このCDでは、ショパン「3つの華麗なる大円舞曲」、ラヴェル「ソナチネ」が、特に好印象。

(参考)Arisa Sakai Official Site | 酒井有彩 オフィシャルサイト