安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

映画「シング・ストリート」を観ました。「重澤珈琲」で珈琲も。(上田映劇)

2022-04-27 19:30:00 | 映画・DVD・テレビ

2015年公開の映画「シング・ストリート」のリバイバル上映が上田映劇(長野県上田市)であったので、観てきました。

   

チラシ表

   

チラシ裏

(あらすじ)

1985年、大不況のダブリン。14歳の少年コナーは、父親の失業で荒れた公立校に転校させられ、家では両親の喧嘩で家庭崩壊寸前。音楽マニアの兄と一緒に隣国ロンドンのPVをテレビで見る時だけがハッピー。そんなある日、街で見かけた少女ラフィナの大人びた魅力に心を奪われたコナーは、自分のバンドのPVに出演しないかと彼女を誘う。慌ててバンドを結成したコナーは、ロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを作ると決意、猛練習と曲作りの日々が始まった・・・。

(主な出演者・スタッフ)

監督:ジョン・カーニー
コナー(主人公):フェルディア・ウォルシュ=ピーロ
ラフィーナ(ヒロイン):ルーシー・ボーイントン

監督のジョン・カーニーは、「はじまりのうた」、「Once  ダブリンの街角で」などの作品があり、ウェオルシュ=ピーロは、映画「コーダ あいのうた」(2021年)などに出演、ボーイントンは、「オリエント急行殺人事件」(2017年)、「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)といった話題作への出演が続く。

(感 想)

アイルランドのダブリンの街と80年代ブリティッシュサウンドを背景に、少年コナーの人間的な面や音楽面の成長が描かれている青春映画です。コナーとラフィーナが、ロンドンへ向けて祖父の船で出航していく最後の場面が特に印象に残り、ちょっと熱い気分になりました。

当時のダブリンの状況や失業からの家庭崩壊といった面も描かれていますが、それらは時間の関係もあってかやや物足りません。でも、イングランドが別の国という感覚で捉えられていたのには、改めてヨーロッパの歴史や地理を実感しました。

少年達の音楽にかけるひたむきさも伝わってくる良い作品でした。デュラン・デュランやジョー・ジャクソンの曲はもちろん、シング・ストリートのオリジナル曲も良かった。

【映画「シング・ストリート」 公式ホームページ】

映画『シング・ストリート 未来へのうた』公式サイト (gaga.ne.jp)

【映劇の建物内にある重澤珈琲でカフェタイム】

映劇入口。最も右側に「重澤珈琲」があります。

建物ロビーからお店に入ります。

店内。カウンター席が3つ、あと椅子席が1つあるシンプルな空間です。映画館内で飲んだり、持ち帰る人もいるようです。

軽めのエチオピアをもらいました。ネルドリップで淹れています。

   

映画館内に掲示してあったポスター。映画「リンダ・ロンシュタット」が5月に上映されるようなので、観るつもりです。

【重澤珈琲】

住所:長野県上田市中央2丁目12−30(上田映劇の住所です。)
ホームページ:重澤珈琲 (thebase.in)