安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

レイ・ブライアント「ALL BLUES」、上田市「こぶたや」の土鍋チーズポークスープカレー。

2022-04-07 19:30:00 | ピアノ・トリオ

上田市でスープカレーを提供しているお店を探しました。専門店はないのですが、「こぶたや」の平日ランチに「土鍋チーズポークスープカレー」があったので訪れました。煮込みカレーという感じで、ボリューム満点でした。満点のアルバム。

RAY BRYANT (レイ・ブライアント)
ALL BLUES (PABLO 1978年録音)

   

レイ・ブライアント(p, 1931~2011年)は、プレスティッジ、コロンビア、マーキュリーなどのレーベルに多くの録音を残す人気ピアニストです。僕はここ2~3年、録音も良いパブロレーベルの諸作を集めて聴いていて、本作もその一枚です。

メンバーは、レイ・ブライアント(p)、サム・ジョーンズ(b)、グラディ・テイト(ds)。サム・ジョーンズ(b, 1924~81年)は、キャノンボール・アダレイ・グループにおける活躍が知られていますが、1966~70年は、オスカー・ピーターソン・トリオの一員で、ピアノトリオでの演奏にも長けていました。

曲目は、次のとおり。

1  Stick With It (Ray Bryant)
2  All Blues (Miles Davis)
3  C Jam Blues (Barney Bigard, Duke Ellington)
4  Please Send Me Someone to Love  (Percy Mayfield)
5  Jumpin' With Symphony Sid (Lester Young)
6  Billie's Bounce (Charlie Parker)
「Stick With It」だけはレイ・ブライアントの自作ですが、「Billie's Bounce」や「All Blues」などスタンダードといっていい曲が選ばれています。「Please Send Me Someone to Love」を除きブルース曲です。

どの曲もブルージーさがよく出ていますが、洗練されていてくどい感じはなく、とても楽しめるアルバムです。レイ・ブライアント(p)は、左手の動きがダイナミックで音域を広く使い、奥行きのあるサウンドを出すと同時に、右手でグルーヴィーな旋律を弾いています。「Stick With It」や「C Jam Blues」に加え、曲自体が大好きな「Jumpin' With Symphony Sid」と、ベース、ドラムスとのコラボもよくて、最初から最後まで聴き惚れました。

(参考)下記でアルバム全曲が聴けます。

Ray Bryant Trio All Blues - YouTube

【上田市「こぶたや」ランチのスープカレー】

住所:長野県上田市中央6-4-57
電話:0268-24-4118
ホームページ:とんかつ・豚肉料理 こぶたや - 上田/豚料理 | 食べログ (tabelog.com)

お店の外観

入口

ランチメニュー

土鍋チーズポークスープカレー

スープカレー

味噌汁。ダイコン、油揚げなど。

漬物

豚肉の量が半端ではなくて、さすがに専門店です。特に若者に良いのではないかと思いました。