安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジェローム・リチャードソン「GOING TO THE MOVIES」、高崎駅の「プロント」で珈琲タイム。

2022-04-24 19:30:00 | テナー・サックス

4月23日(土)に群響の演奏会を聴きに高崎に行きました。高崎駅ビル内のお店で昼食後、「プロント」に入り珈琲とケーキをいただきました。プロントは、昔、長野駅にありましたし、単身赴任時には池袋駅西口のお店に寄っていたので、懐かしかった。懐かしい映画音楽を。

JEROME RICHARDSON (ジェローム・リチャードソン)
GOING TO THE MOVIES (United Artists 1962年録音)

     

マルチリード奏者のジェローム・リチャードソン( as, ts, bs,fl  1920年~2000年)は、1958~59年にNew Jazzレーベルにリーダー作を録音しているものの、スタジオミュージシャンやビッグバンドの一員としての活動が多く、リーダー作は少ない。本作は、ユナイテッド・アーティストに録音した映画音楽集。

メンバーは、ジェローム・リチャードソン(ts,bs,fl)、レス・スパン(g, fl)、リチャード・ワイアンズ(p)、ヘンリー・グライムス(b)、グラディ・テイト(ds)。メンバーは、腕の立つミュージシャンばかりですが、知名度はやや低いかもしれません。

曲目は次のとおり。

1  No Problem (Duke Jordan)
2  Moon River (Henry Mancicni)
3  Never On Sunday (M. Hadjadakis)
4  Tonight (Lenard Bernstein)
5  Delilah (N. Nicholas)
全て映画からの曲ですが、その映画は、1が「危険な関係」、2が「ティファニーで朝食を」、3が「日曜はダメよ」、4が「ウェスト・サイド・ストーリー」、5が「サムソンとデリラ」です。珠玉の名曲ばかりです。

テーマメロディがよく知られた曲ばかりですが、意外にソロも良くて、見逃すには惜しいアルバム。本作は中古レコード・CDともに値段が安く入手しやすいです。ジェローム・リチャードソンのバリトンソロがグルーヴィーな「No Problem」、レス・スパン(g)やリチャード・ワイアンズ(p)のソロが入る「Moon River」、リチャードソンやワイアンズのソロが熱気を帯びる「Delilah」など、拍手も聞こえる楽しいライブアルバム。

(参考 拙ブログのジェローム・リチャードソン「Midnight Oil」記事へのリンク)

ジェローム・リチャードソン MIDNIGHT OIL 

レコードを聴いているところです。

ジェローム・リチャードソン「Going To The Movies」で演奏されている「Never on Sunday」など映画音楽をジュリー・ロンドンの歌で聴きました。
レコード左から、「You Don't Have to be a Baby to Cry」(「Charade」収録)、「Whatever Julie Wants」(「Diamonds Are A Girl's Best Friend」収録)、最も右に「Love Letters」(「Never On Sunday」収録)。

【プロント 高崎モントレー店】

住所:群馬県高崎市八島町222 高崎モントレー コンコース
電話:027-386-9505
ホームページ:プロント 高崎モントレー店 (PRONTO) - 高崎(JR)/カフェ | 食べログ (tabelog.com)

高崎駅内のコンコースから折れたところに入口があります。

入口

店内。奧にもテーブル席があります。

珈琲とチョコレートケーキを注文。

珈琲。中くらいの濃さで飲みやすい珈琲でした。

「オペラ」といってもよいケーキでした。

一部取り分けたところ。

こちらのプロントには、無料wifiがあります。

壁には、レコードを飾ってありました。ロック系だと思いますが、全部で3枚。ちょっとした休憩に利用しやすいお店で、軽く飲むのにもよさそうです。