先日、前に勤めていた職場の近くに用事があって出かけました。用事を済ませてから、ランチに寄ったことのある洋食店「KITCHEN365」で夕食をいただきました。いわば再訪です。ジャズも再訪して録音したライブアルバムを。
CANNONBALL ADDERLEY (キャノンボール・アダレイ)
JAZZ WORKSHOP REVISITED (RIVERSIDE 1962年録音)
キャノンボール・アダレイ(as, 1928~1975年)は、大好きなアルト・サックス奏者で、何を聴こうかと迷った時などに、レコードやCDに手がのびるミュージシャンです。拙ブログでは、既に何作も取り上げましたが、本作は、3管編成のコンボによる素晴らしく楽しい演奏。
メンバーは、キャノンボール・アダレイ(as)、ナット・アダレイ(コルネット)、ユーゼフ・ラティーフ(ts, fl)、ジョー・ザヴィヌル(p)、サム・ジョーンズ(b)、ルイ・ヘイズ(ds)。サンフランシスコのジャズクラブ「Jazz Wkorkshop」におけるライブ録音。1959年に同クラブで「In San Francisco」を録音しているので、Revisited(再訪)とタイトルがつけられたものでしょう。
曲目(トラック)は次のとおり。
1 An opening comment by Cannonball
2 Primitivo (Cannonball Adderley)
3 Jessica's Birthday (Quincy Jones)
4 Marney (Donald Byrd)
5 Another few words...
6 The Jive Samba (Nat Adderley)
7 Lillie (Sam Jones)
8 Mellow Buno (Yusef Lateef)
9 Time to go now - really!
1と5と9は、キャンボール・アダレイのMCです。肉声が聞けるというのも、本作の特徴です。クインシー・ジョーンズ作「Jessica's Birthday」とドナルド・バード作「Marney」以外は、メンバーが作曲した曲です。
メンバー各人のソロも注目されるのですが、加えて、このコンボの真骨頂ともいうべき3本の管楽器編成ならではの迫力あるプレイが随所に現われます。例えば、「Jessica's Birthday」や「The Jive Samba」におけるソロのバックでのリフ、「Marney」に聴ける厚いハーモニー、フルートなども聴ける音色の多彩さなど。ノリノリの「The Jive Samba」のあとに「Lillie」でナット・アダレイのリリカルなソロを続けるなど曲順も良い。キャノンボールのMCも収録され、会場の熱気も伝わる名ライブアルバム。
レコードのレーベル。ジャケットは綺麗ではないのですが、一応、オリジナル盤です。
聴いているところ。飾ったのは、キャノンボール・アダレイ・グループによるライブアルバムです。右から、「In San Francisco」、本作、「In New York」、「At the Lighthouse」(全てRiversideレーベル)。
(参考「The Jive Samba」が聴けます。)
The Jive Samba The Cannonball Adderley Quintet, Jazz Workshop Revisited 1962 - YouTube
【KITCHEN365(キッチン365)】
住所:長野県長野市南県町1130-8
電話:026-225-7365
ホームページ:キッチン365 (KITCHEN365) - 市役所前/洋食/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)
外観
店内。2階もあります。本日は早い時間なので、1階で貸しきりでした。
平日限定のセットがありました。Bのお酒を飲まない方の晩酌セットにしました。
食事のメニュー。
飲み物は、アイスコーヒー。サラダがまずきました。
トマトなど盛りだくさんの内容です。
アイスコーヒーは、すっきりとして、まざりけのないものでした。
パスタが選べるのですが、小エビのトマトクリームパスタにしました。
小エビは、6~7つ入っていて、満足しました。