1  An opening comment by Cannonball
Primitivo (Cannonball Adderley)
3  Jessica's Birthday  (Quincy Jones)
4  Marney (Donald Byrd)
5  Another few words... 
6  The Jive Samba (Nat Adderley)
7  Lillie (Sam Jones)
8  Mellow Buno (Yusef Lateef)
9  Time to go now - really!
1と5と9は、キャンボール・アダレイのMCです。肉声が聞けるというのも、本作の特徴です。クインシー・ジョーンズ作「Jessica's Birthday」とドナルド・バード作「Marney」以外は、メンバーが作曲した曲です。

メンバー各人のソロも注目されるのですが、加えて、このコンボの真骨頂ともいうべき3本の管楽器編成ならではの迫力あるプレイが随所に現われます。例えば、「Jessica's Birthday」や「The Jive Samba」におけるソロのバックでのリフ、「Marney」に聴ける厚いハーモニー、フルートなども聴ける音色の多彩さなど。ノリノリの「The Jive Samba」のあとに「Lillie」でナット・アダレイのリリカルなソロを続けるなど曲順も良い。キャノンボールのMCも収録され、会場の熱気も伝わる名ライブアルバム。

   

レコードのレーベル。ジャケットは綺麗ではないのですが、一応、オリジナル盤です。

聴いているところ。飾ったのは、キャノンボール・アダレイ・グループによるライブアルバムです。右から、「In San Francisco」、本作、「In New York」、「At the Lighthouse」(全てRiversideレーベル)。

(参考「The Jive Samba」が聴けます。)

The Jive Samba The Cannonball Adderley Quintet, Jazz Workshop Revisited 1962 - YouTube