「旅の手帖2022年7月号」の特集は「青春18きっぷの旅」で、いろいろなコースが紹介されています。ローカル線を使わない人にも目的地の情報は役に立ちそうです。名前を知らなかったので、ローカルなミュージシャンの録音かと勘違いしたCD。
ROB BARRON (ロブ・バロン)
WHAT'S IN STORE (robbarronmusic 2015年録音)
ロンドンを拠点に活躍している英国のピアニスト、ロブ・バロンのアルバムが発売されていたので、購入しました。彼のホームページを読むと、影響を受けたピアニストとして、ウィントン・ケリーやシダー・ウォルトン、デヴィッド・ヘイゼルタインを挙げていて、ハードバップベースのスイングするピアノが聴けます。
メンバーは、ロブ・バロン(P)、コリン・オクスレー(g, Colin Oxley)、ジュレ三―・ブラウン(b, Jeremy Brown(b)、ジョシュ・モリソン(ds, Josh Morrison)。ギター入りのカルテットによる演奏ですが、コリン・オクスレーのギタープレイも、注目されます。
曲目は次のとおり。
1 Too Close For Comfort (Jerry Bock)
2 Grooveyard (Carl Perkins)
3 We'll Be Together Again (Carl Fischer)
4 Dream Dancing (Cole Porter)
5 Who Cares (George Gershwin)
6 Lush Life (Billy Strayhorn)
7 Angel Eyes (Matt Dennis)
8 These Foolish Things (Jack Strachey) 【思い出の種】
9 Blues In The Moment (Rob Barron)
10 Moonlight in Vermont (Karl Suessdorf)【ヴァ―モントの月)
ロブ・バロンの自作「Blues In The Moment」以外は、スタンダード曲とよく知られたジャズオリジナルで、親しみやすい選曲です。
初めて名前を聞いた、ロブ・バロン(p)は、ロニー・スコッツ・クラブにも出演する英国では知られたピアニストでした。ハードバップ直系といった演奏をしていて、最初の「Too Close For Comfort」から、スイングし、しかもグルーヴィーです。「Who Cares」や「Angel Eyes」をアップテンポでやっていて、ちょっと驚きましたが、悪くありません。「These Foolish Things」や「Moonlight in Vermont」では、コリン・オクスレー(g)のソロもムーディーで癒されます。
ライナーノートにある録音時の写真。
【ロブ・バロン・ホームページ】
Rob Barron • Jazz Pianist • Composer • Arranger based in London UK (robbarronmusic.com)
(参考 バロン自身がアルバムを紹介しています。演奏も聴けます。)
Rob Barron Quartet - What's in Store - YouTube
【旅の手帖 2022年7月号】
表紙。交通新聞社発行の雑誌「旅の手帖」ですが、結構面白いので、6月号、7月号と続けて購入しました。
目次。今号は、青春18きっぷの旅がメインで、コースをいくつも挙げています。
「鉄道を彩る夏の花」と題して写真が掲載されています。
上の一枚とあわせて、北海道南富良野町のかなやま湖のほとりに広がるラベンダー畑。根室本線の金山~東鹿越間。7月下旬~8月上旬に開花するそうです。北海道の景色が素晴らしい。
観光農園「ファーム富田」の花畑と富良野線だそうです。7月上旬~8月下旬にキンギョソウやサルビアが咲く時期の撮影だそうです。西中~ラベンダー畑(臨時駅)間。臨時駅ができるというのは凄いですね。
青春18切符の紹介コースで、行きたくなったのは、仙台駅発の『海の味覚と歴史の詰まった荘内へ』です。酒田市の「すしまる」という寿司屋さんの名物「宝石ちらし」が美味しそうです。
酒田市の「山居倉庫」や竹久夢二美術館も面白そうです。
鳥海山を望む国指定名勝の庭園がある「本間美術館」(酒田市)もよさそうです。
「新幹線下車すぐ!城下町探訪」という、別の記事です。7月号は秋田市です。
千秋公園など訪れてみたい。
グルメや買い物場所などの紹介。青春18切符は、原則として普通車利用なので、限られた日程で使うのは難しいので、新幹線を利用して出かけてみたい。