安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ビル・エヴァンス「LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD」、長野駅ビルMIDORIの「草笛」で蕎麦。

2022-06-23 19:30:00 | ピアノ・トリオ

ごく軽い飲み会の帰りに、長野駅ビルMIDORI内の「草笛」で蕎麦(そば)をいただきました。善光寺の御開帳で賑わっていて、こちらのお店も時間により混んでいます。いつもそばに置いているレコードです。

BILL EVANS (ビル・エヴァンス)
LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD (Riverside 1961年6月25日録音) 

  

ビル・エヴァンス・トリオによるヴィレッジ・バンガードにおける録音は、1961年6月25日に行われ、「Waltz For Debby」と「Sunday at The Village Vanguard」という2枚のアルバムが作られました。後者は、ジャケットを変えて、「Live at The Village Vanguard」として、1967年に再発されています。それが本作です。

メンバーは、ビル・エヴァンス(p)、スコット・ラファロ(b)、ポール・モチアン(ds)。ラファロは、この録音の10日ほどあとの1961年7月6日に交通事故で亡くなってしまいます。スコット・ラファロとこの永遠のピアノトリオを偲び、本作などを聴いてみました。

曲目は次のとおり。

1  Gloria's Step (Scott Lafaro)
2  My Man's Gone Now (George Gershwin)
3  Solar (Miles Davis)
4  Alice in Wonderland (Sammy Fain)
5  All of You (Cole Porter)
6  Jade Visions (Scott Lafaro)
スコット・ラファロ作の「Gloria's Step」と「Jade Visions」の2曲が収録されていて、特に注目されます。

永遠の名作とは、こんなアルバムを言うのでしょう。本作は、スコット・ラファロ(b)のプレイに焦点をあてて編集されたと言われることがあります。確かに、ラファロ作曲の2曲も入っていて、そんな気もしますが、絶頂期のビル・エヴァンス・トリオだけに、どれも珠玉の演奏です。特に心に残るのは、「Alice in Wonderland」と「Jade Visions」です。この再発盤レコードは音質が良いことでも知られています。

   

オリジナル盤のジャケットを使用した日本盤レコードです。

聴いているところです。

なお、1961年6月25日のヴィレッジ・ヴァンガードにおけるライブの全体を収録したCDが発売されています。

(参考 拙ブログ記事)

ビル・エヴァンス COMPLETE VILLAGE VANGUARD RECORDINGS 1961 - 安曇野ジャズファンの雑記帳 (goo.ne.jp)

 

【草笛 MIDORI店】

住所:長野県長野市南千歳1-22-6  MIDORI長野3F
電話:026-219-6651
ホームページ:信州蕎麦の草笛 MIDORI店【公式】 (owst.jp)

入口

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蕎麦のメニュー

店内

小上がりもあります。やや遅い時間なので、お客様が帰ったあとです。

もり蕎麦の小盛です。小盛でも、僕には十分な量です。

アップ。田舎蕎麦という感じもしますが、やや柔らかめで、食べやすい。

薬味がたくさんで、嬉しい。

そば湯。サラサラ系です。

デザート代わりに、「くるみおはぎ」を注文してしまいました。東御市を中心として、くるみの産地なので、こちらのお店も、「くるみおはぎ」を名物にしています。結構好きです。