安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

上田市の居酒屋「だんまや水産」で、小宴会と旅行の打合せ。

2023-10-26 19:30:00 | グルメ

先日、上田市の居酒屋「だんまや水産」で、小宴会と、あわせて旅行の打合せを行いました。養老の滝グループの「だんまや水産」は、豊富な品揃え、リーズナブルな価格設定、さらに、個室風の作りで、使い勝手の良いお店です。気分よく酔いました。

打合せの方は、相方がゴルフ旅行で外国へ出かけるので、その関連で札幌旅行の日程調整を行うなど、有意義でした。たまの居酒屋宴会もよいものです。

お店の外観。

飲み放題メニューがあるので、それを注文しました。

まずは、生ビールで乾杯。

お通し。イカだと思いますが、辛い味噌で和えてあります。

エビマヨ。これはかなり美味しい。

僕のリクエストで、天ぷらの盛り合わせ。海老やキスが美味しい。

春雨のサラダ。

海鮮、野菜のタジン蒸し。

鶏の唐揚げ。これも結構いけました。

グレープフルーツサワー。

ウーロン茶をいただき、食事系へ。

ミックスピザ。一人では無理ですが、二人だとちょうどよい大きさでした。

僕だけ、デザートを注文。「こだわりのわらび餅とアイスもなか」です。

もなかとアイスの組み合わせが良いデザートでした。ご馳走様でした。

【だんまや水産 上田店】

住所:長野県上田市天神1丁目8−1 上田駅前ビルパレオ 2階
電話:0268-25-0413
ホームページ:だんまや水産 上田店(上田市/居酒屋)<ネット予約可> | ホットペッパーグルメ (hotpepper.jp)


後藤雅洋著「ジャズ喫茶いーぐるの現代ジャズ入門」(シンコーミュージック)。労作で実用的な本です。

2023-10-25 19:30:00 | 読書

東京四谷のジャズ喫茶いーぐるの店主、後藤雅洋さんによる「現代ジャズ入門」を書店で手にとり、即購入しました。

   

表紙

(本書の内容紹介)

丁寧、明快かつシンプルに「現代ジャズ」の面白さを解き明かす新たな試み。一見異質でハードルが高そうな「現代ジャズ」も、伝統的・正統的な「ジャズ」の延長線上にあると説き、ジャズ・ファンに現在進行形のジャズに触れて欲しいと、論評とアルバム解説200枚(すぐに聴けるQRコード付き)が記されている。
 
(大まかな目次)

第1章 現代ジャズ紹介──伝統的ジャズと連続性を持つ現代ジャズの特徴

(1)「ポピュラリティの復権」~ヴォーカル、コーラスの多用~楽曲の重視

(2)「混合・融合音楽としてのジャズ」~"サウンド"の復権
a. エスニック・テイストの導入
b. クラシック的手法の採用
c. エレクトロニカ・ミュージッックの影響とリズムの進化
d. 作曲・アレンジの重視

(3)「世界音楽」としてのジャズ
a. 「世界音楽」とは~ジャズ最強音楽説
b. 「世界音楽化」を象徴するUKジャズの活性化
c. UKの特殊状況
d. ミュージシャン紹介

第2章 現代ジャズの面白さを伝えるアルバム「特選200枚」

第3章 ジャズ史における現代ジャズの位置付け──ジャズを取り巻く環境の変化

(感想など)
 
現代のジャズを扱った待望の本です。日々、ジャズ喫茶の経営を行い、最新のアルバムに耳を傾け、来日ミュージシャンのライブに出かけなければ、書けない内容です。さすがにジャズ喫茶「いーぐる」の店主、後藤雅洋さんの執筆です。
 
なんといっても現代ジャズのアルバム紹介が素晴らしい。200枚のアルバムの選択と、そこにつけられたコメントは、かなり手がかかっているはずです。僕の好みで選択し、聴いてみますが、その前提として、200枚のまとまった紹介がとてもありがたい。また、すぐに聴けるQRコード付きというのも画期的です。
 
後藤さんが経営するジャズ喫茶には、若い女性のお客様も増え、ブルーノート東京の来日ミュージシャンの公演には、若いファンが詰めかけているそうです。僕には、ちょっと想像ができませんが、ジャズファンが増えるのはとても嬉しいことです。 
 

(本書を読んで、気になったミュージシャン) 

カマシ・ワシントン(ts)。ほとんど聴いてないので、ちょっと聴いてみたい。

著者の評価の高いグループです。

上原ひろみ。映画「Blue Giant」の音楽を手がけたので、名前は知っています。クラシックに近づいたアルバムがあるようなので、それを聴いてみたい。

 

(紹介されている200枚のうち持っているアルバム例)

福居良のもので、好きなアルバムです。これを高く評価しているのは嬉しい。拙ブログの掲載ページへのリンク:福居 良「SCENERY」

これを挙げてあるのには驚きました。著者の後藤さんは、伝統を踏まえたジャズにも目配りしています。僕は、先月、ブログにアップしました。リンク:ジョー・マグナレリ「NEW YORK OSAKA JUNCTION」

 

(200枚の中で、購入したいアルバム)

このメンバーのライブを聴いたことがあります。拙ブログのその記事へのリンク:佐々木梨子(as)が参加した中村海斗(ds)カルテットライブ。 その時の演奏内容がよかったので、このCDも購入して聴いてみたい。

上原ひろみ(p)と弦楽四重奏団との演奏。聴いてみたい。

 

(本書に登場するミュージシャンなど、帯の裏面)


沢入登山口から入笠山~大阿原湿原ハイキング(2)【山頂~大阿原湿原~登山口、道の駅「信州蔦木宿」で昼食】 

2023-10-24 19:30:00 | 登山・ハイキング

沢入登山口から入笠山・大阿原湿原ハイキングの2回目です。今回は、山頂から大阿原湿原、戻ってきて入笠湿原手前から登山口までを記します。また、「道の駅 信州蔦木宿」でのランチも記します。

実は、大阿原湿原まで行ったので下山が遅くなり、ランチタイムに間に合わず、道の駅頼りになりました。まあ、その分歩けたので良かったのですが。

【行 程】

沢入登山口 9:21 →  入笠湿原 10:14ー 20(撮影) → 入笠山頂 10:56ー11:22(おやつ等) → 大阿原湿原 11:55ー12:19 (散策)→ 入笠湿原・沢入分岐 13:00 → 登山口 13:40
     
(昼食) 道の駅 信州蔦木宿(富士見町) 14:25ー15:10

(入笠山山頂~大阿原湿原)

入笠湿原とは反対方向(南の方向)に下りて行きます。

最初は、少し傾斜があります。

下り始めて5分くらいのところにある分岐。

このへんでも、登ってくる人が何人も。女性も多かったです。

しばらくするとほぼ平らになります。

今回、初めて見つけた「きのこ」。このあたり、気分よく歩いています。

首切り清水の分岐。大阿原湿原まで20分という表記が見えます。

大阿原湿原。乾燥化が進んでいる湿原だそうです。

歩道が設置されていて、一周できます。

水が流れているところもあります。

大阿原湿原の案内。ここが湿原の南の端になります。ここで、Uターンして戻ります。

(大阿原湿原~入笠湿原手前~登山口

首切り清水分岐。ベンチがあり、休憩している方がいました。

ここで林道に出て、歩いて行きます。

道端に花が咲いていました。菊の一種でしょうか。

八ヶ岳展望台の前です。展望台自体は、道路の上段の方にあり、登山道沿いです。ベンチでしばし、眺望を楽しみました。

奥の方から歩いてきて、お花畑の入口まできました。まだ、新たなお客様が来ています。

入笠湿原の手前に、沢入登山口への分岐があり、そちらに進みます。

写真の左手から来ました。ここで、入笠湿原へ通じている道と合流します。

どんどん下りてきて、沢入登山口の駐車場に到着。まだ15台くらい停まっていました。遅く着いた車もあると思います。

 

【道の駅 信州蔦木宿 お食事処 てのひら館】

住所:長野県諏訪郡富士見町落合1984番地1
電話:0266-61-8222
ホームページ:道の駅 信州蔦木宿 | お食事処 てのひら館 (tsutakijuku.jp)

お食事処 てのひら館入口。信州蔦木宿は、山梨県との県境にあります。

自動券売機の前です。「そば」は売り切れで、天丼にするか、とんかつ定食にするか、迷いましたが後者を注文。手打ちそばは、平日は50食、土日は100食用意するようです。この時期は、瞬く間に完売してしまいそうです。

店内。カウンターに腰かけました。写真には写っていませんが、後方には2組のお客様がいます。持ち帰りも含めて、途切れなく注文が入っていました。

とんかつ定食。ロースです。

衣が薄く、お肉もまずまずよかった。

胡麻と辛子が添えられています。

味噌汁。お腹が空いていたこともありますが、なかなか良いとんかつでした。


沢入登山口から入笠山(1955m)~大阿原湿原ハイキング(1)【登山口~入笠山、山頂からの景色】 

2023-10-23 19:30:00 | 登山・ハイキング

22日(日)の朝、北アルプス方面を観たら、天気が良く、常念岳などが冠雪していたので、北アルプスなどが望める山へ出かけることにしました。360度の眺望が期待でき、安曇野市宅から約1時間で登山が開始できるので、入笠山へ。

紅葉がほぼ終わりと思われた入笠山、大阿原湿原でしたが、遠望がきき、楽しいハイキングでした。コロナ感染で高熱が出、調子が良くなかったのですが、いくらか回復したようです。歩行時間は、林道歩きも含めて約3時間30分でした。

【行 程】

沢入登山口 9:21 →  入笠湿原 10:14ー 20(撮影) → 入笠山頂 10:56ー11:22(おやつ等) → 大阿原湿原 11:55ー12:19 (散策)→ 入笠湿原・沢入分岐 13:00 → 登山口 13:40
     
(昼食) 道の駅 信州蔦木宿(富士見町) 14:25ー15:10

(当日、安曇野市から観た北アルプス方面)

常念岳(2,857m)

右にふって、右端に大天井岳(2,922m)も見えています。

【沢入登山口~入笠湿原】

沢入駐車場。9時過ぎに着いたのですが、25台くらい停まっていました。

登山口

登山道は歩きやすく、危険なところもありません。黄色い葉を見かけることがあり、紅葉なのでしょうか。

入笠湿原の入口に到着。

入笠湿原のモニュメント

ゴンドラ乗り場方面。こちらからは、ゴンドラを利用したハイキングのお客様がたくさんきていました。富士見パノラマリゾート 長野県富士見町 (fujimipanorama.com)

入笠湿原。白樺だと思いますが、紅葉(黄葉)していました。

【入笠湿原~山頂】

やまびこ荘では、食事・喫茶やショッピングができます。お客様も入っているようでした。

進んで、お花畑にきています。ここは、スズランの群生地です。

霜柱。冬が近いです。

ヤマハハコでしょうか。凍り付いたような感じです。

上の方から撮影。

コースが分かれる箇所があります。岩場コースに進みます。岩場といっても、道に岩が出ているくらいで、危ないところはありません。

この階段をあがると、山頂です。

山頂は、大賑わいでした。



山頂の標識。標高1,955mです。

(山頂からの眺望)

北方面。諏訪湖から後立山連峰が望めます。本日、一番嬉しい写真です。来た甲斐がありました。

穂高連峰、槍ヶ岳。

乗鞍岳でしょうか。雪が結構厚くかかっています

甲斐駒ヶ岳など。

富士山。お約束ですが、しっかり見えたので良かった。上の方は、雪もあるようです。

東側には、八ヶ岳。

アップ。右から、赤岳、阿弥陀岳、横岳。

おやつに「りんごパイ」。中央道原パーキングエリア内のコンビニ「デイリーヤマザキ」で購入。結構いけました。

水もデイリーヤマザキで購入。「富士山の天然水」です。デイリーヤマザキの店舗情報 | 中央道原PA(パーキングエリア)上り | サービスエリア・お買物 | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本 (c-nexco.co.jp)

(2)へ続きます。(2)は、ハイキングの後半と、道の駅 信州蔦木宿(富士見町)での昼食について記します。


グラント・グリーン「GREEN STREET」、長野駅東口「そば処 ぜんこう」で、蕎麦とミニ天丼。

2023-10-22 19:30:00 | ギター

長野駅東口にある「そば処 ぜんこう」で軽い夕食。そぼとミニ丼のセットメニューを注文。ミニ丼は、天丼にしましたが、そばと相性が良くて美味しかった。メンバー3人の相性が良さそうなアルバム。

GRANT GREEN (グラント・グリーン)
GREEN STREET (BLUE NOTE 1961年録音)

   

グラント・グリーン(g, 1935~79年)は、1960年にニューヨークに出てきて、すぐに注目を集めブルーノートに録音を始めます。後年、ソウル系やポップス系の演奏も行いますが、本作は2作目で、ビバップ寄りです。

メンバーは、グラント・グリーン(g)、ベン・タッカー(b)、デイヴ・ベイリー(ds)。オルガンや管楽器奏者との共演が多いグリーンですが、ここでは、シンプルなギター・トリオによる演奏です。ベン・タッカー(Ben Tucker)、デイヴ・ベイリー(Dave Baily)のサイドメンも充実。

曲目は次のとおり。

1  No.1 Green Street (Grrant Green)
2  'Round About Midnight (Thelonious Monk)
3  Grant's Dimensions (Grant Green)
4  Green With Envy (Grant Green)
5  Alone Together (Arthur Scwartz) 
グラント・グリーンのオリジナルが3曲、「'Round About Midnight」と「Alone Together」の2曲はよく知られたスタンダード曲。

グラント・グリーン(g)のソロが堪能できる傑作。1曲目の「No.1 Green Street」から、ほとんど和音を弾かない、単音中心のロングソロが聴けます。たまにトリルなどを使っていますが、おおらかにスイングしていて、圧巻です。バラード「'Round About Midnight」では、ベイリー(ds)の堅実なサポートにのりテンポアップし、反復フレーズを用いたり、ヴィヴラートもかけて変化をつけています。大好きな曲「Alone Together」では、グリーン(g)のソロは、ブルージーさが前面に出、ベン・タッカー(b)のソロも迫力あります。

(参考)本作から「No. 1 Green Street」が聴けます。

Grant Green - No. 1 Green Street - YouTube

安曇野市宅で聴いているところ。飾ってあるレコードは、いずれもグリーンのブルーノートレーベルにおけるリーダー作で、右から「The Latin Bit」、本作「Green Street」、「I Want to Hold Your Hand」、「Feelin' The Spirit」。国内や海外の再発盤です。

【そば処 ぜんこう】

住所:長野県長野市栗田1021−22 カーサ深沢 1F
電話:026-266-0134
ホームページ:そば処 ぜんこう 長野駅東口 | 安くておいしいそばと お酒と 料理のお店 (zenkousoba.com)

看板

入口

カウンターに腰かけました。テーブル席、小上がりは、満席でした。

セットメニューのどれかにしようと物色。天丼セットを注文。

冷たいそばのメニュー。リーズナブルだと思います。

天丼セット。

そば。かなり細く切ってあります。

こちらのお店は、必ず海苔がのってきます。

野菜サラダ。コーンやレタスです。

ミニ天丼。ネタは、ナス、海老、イカ、カボチャでした。ご飯は少ないので、このくらいの具でちょうどよく、甘めのタレもからんで、美味しくいただきました。それと、天ぷらとそばの相性は結構良かった。

ミニ天丼を角度を変えて撮影。

そば湯。また立ち寄りたいお店です。