改説

　バーディーは長いこと「ホリエモンや村上の実刑判決は重すぎる」と考えてきたが、最近この意見を見直し、やはり証券市場の透明性確保のため、この２人には厳罰がふさわしいと考えるようになった。「市場警察」が日本でもちゃんと機能していることを内外に示す必要があると思うのである。
　この改説については、野口悠紀雄氏の著作を読んだ影響が大きい。「信用できない日本市場」を形成しているのが、ルールを守らない「イケイケドンドン」野郎たちなのであり、こうした人たちを排除しなければ日本から資金は逃げて行き、ひいては日本経済の衰退を加速する結果となるのは必至なのである。