近年、政治の素人(タレント、元スポーツ選手など)が政治家になったり、テレビで政治評論を行ったりすることが多くなった。だが、これでいいのだろうか。
デモクラシーは「大衆による支配」であるから、この傾向は民主制の必然と言えなくもない。だが、朝のニュース番組などで聞くコメントは、余りにもレベルの低いものである。
例えば、あるコメンテーターが「これからは、自治体が赤字を出したら責任をとる仕組みが必要ですね」と述べる。だが、背景にある国と地方との財源の配分の問題にすら触れようとしない。
「素人による政治(評論)」もここまできたか。
デモクラシーは「大衆による支配」であるから、この傾向は民主制の必然と言えなくもない。だが、朝のニュース番組などで聞くコメントは、余りにもレベルの低いものである。
例えば、あるコメンテーターが「これからは、自治体が赤字を出したら責任をとる仕組みが必要ですね」と述べる。だが、背景にある国と地方との財源の配分の問題にすら触れようとしない。
「素人による政治(評論)」もここまできたか。