Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

チェック体制

2015年10月21日 07時48分59秒 | Weblog
<マンション傾斜>データ改ざんの「なぜ」 社長の説明は
 「横浜市都筑区のマンションのくい打ち作業は2チームを投入。うち1チームについて、契約社員がリーダー役を務め、その下で旭化成建材の下請け企業の7人が作業に従事した。このチームが担当したくいに改ざんがあった。この点について、7人は契約社員と同様に、「支持層に当たった」と説明。ただ、旭化成の幹部は「その信ぴょう性を含め、まだまだわからない」と話し、調査が長期化する見通しを示唆した。」

 数多くの建築紛争を見てきたが、経営状況が悪く、余裕のない業者による手抜き工事が結構多い。しかも、倒産したりすると、是正工事は大変である。
 気になったのは、くい打ち施工を実際に管理していたのが契約社員だったことで、その上の責任者(おそらく正社員)はデータだけチェックしていた可能性がある。
 この構図はいろいろなところで見られる(例えば、粉飾決算を行う企業と、それを見て融資判断を行う銀行)。性善説を前提として成り立っているシステムだから、実態とデータを突合する作業がなければ崩壊する可能性がある。
コメント
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