全米9州で大麻合法化を問う住民投票、うち8州で賛成多数に
「カリフォルニア、アリゾナ、メーン、マサチューセッツ、ネバダの5州では21歳以上であれば、嗜好品として少量の大麻を所持・使用することの是非が住民の投票で問われ、アーカンソー、フロリダ、モンタナ、ノースダコタの4州でも医療目的での大麻使用を合法化すべきかどうかの投票が行われた。計9州で行われた住民投票では、アリゾナを除く8州で賛成が上回る結果となり、これまでと合わせて全米28州と首都ワシントンで、医療もしくは嗜好目的での(それら両方も含む)大麻栽培や使用が合法化されることになった。」
アメリカは大麻合法化の流れに向かっているが、日本はどうだろうか。
まず、アメリカでは、合法化の前に、長期に亘って事実上の「解禁」状態にあったのではないかと思われる。そうすると、そのような状況にない日本では、近いうちに合法化の世論が形成されるとは考えにくい。
次に、競合品であるタバコとの関係を考慮する必要がある。たばこ税は税源の1つであり、安定して2兆円以上の税収を稼いでいる。したがって、税収を減らすことにつながる大麻合法化は、国が認めない可能性が高い(もっとも、国がこれをタバコのような税源にすれば別だが)。
いろいろ考えると、日本で大麻が合法化されるとしても、だいぶ先の話になりそうだ。
「カリフォルニア、アリゾナ、メーン、マサチューセッツ、ネバダの5州では21歳以上であれば、嗜好品として少量の大麻を所持・使用することの是非が住民の投票で問われ、アーカンソー、フロリダ、モンタナ、ノースダコタの4州でも医療目的での大麻使用を合法化すべきかどうかの投票が行われた。計9州で行われた住民投票では、アリゾナを除く8州で賛成が上回る結果となり、これまでと合わせて全米28州と首都ワシントンで、医療もしくは嗜好目的での(それら両方も含む)大麻栽培や使用が合法化されることになった。」
アメリカは大麻合法化の流れに向かっているが、日本はどうだろうか。
まず、アメリカでは、合法化の前に、長期に亘って事実上の「解禁」状態にあったのではないかと思われる。そうすると、そのような状況にない日本では、近いうちに合法化の世論が形成されるとは考えにくい。
次に、競合品であるタバコとの関係を考慮する必要がある。たばこ税は税源の1つであり、安定して2兆円以上の税収を稼いでいる。したがって、税収を減らすことにつながる大麻合法化は、国が認めない可能性が高い(もっとも、国がこれをタバコのような税源にすれば別だが)。
いろいろ考えると、日本で大麻が合法化されるとしても、だいぶ先の話になりそうだ。