2020年全国法律事務所ランキング100
「5大事務所全体の新人弁護士採用数は、「72期司法修習終了者の就職状況調査」で報告の通り、7年連続で採用数を伸ばし、214名となりました。今年も5大事務所ともそれぞれ所属弁護士数2桁増となり、特に、森濱田松本は、昨対45名増となりました。それぞれ順調に組織拡大をしています。問題は、5大事務所と競合する大規模事務所が現れてこないことで、わが国の企業・金融分野でのリーガルマーケットが寡占化していることです。」
企業・金融の法務において、寡占化が進行している。
この分野では、中堅が大手に成長するケースはほとんどみられない(この点、TMIはもともとは中堅だったわけだから、この事務所の急成長ぶりは画期的なことなのだろう。)。
問題は、コロナ禍でこの状況がどう変わるかである。
企業の倒産は増えるだろうから、破産・再生を得意とする事務所(西村あさひなど)はそれなりに仕事量を維持すると思われる。
他方、M&Aなどの業務は減ると思われるので、この分野を得意とする事務所は人員削減に方向転換するかもしれない。
「5大事務所全体の新人弁護士採用数は、「72期司法修習終了者の就職状況調査」で報告の通り、7年連続で採用数を伸ばし、214名となりました。今年も5大事務所ともそれぞれ所属弁護士数2桁増となり、特に、森濱田松本は、昨対45名増となりました。それぞれ順調に組織拡大をしています。問題は、5大事務所と競合する大規模事務所が現れてこないことで、わが国の企業・金融分野でのリーガルマーケットが寡占化していることです。」
企業・金融の法務において、寡占化が進行している。
この分野では、中堅が大手に成長するケースはほとんどみられない(この点、TMIはもともとは中堅だったわけだから、この事務所の急成長ぶりは画期的なことなのだろう。)。
問題は、コロナ禍でこの状況がどう変わるかである。
企業の倒産は増えるだろうから、破産・再生を得意とする事務所(西村あさひなど)はそれなりに仕事量を維持すると思われる。
他方、M&Aなどの業務は減ると思われるので、この分野を得意とする事務所は人員削減に方向転換するかもしれない。