Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

風化

2010年02月18日 08時09分19秒 | Weblog
 バーディーが神戸で仕事をしていたころは、震災から4年ほどしかたっておらず、町の処処に崩壊した家屋の跡などがみられた。
 だが、当時の支店長はビジネスについては厳しい人で、「まだ震災のことを言っている社長・企業はだめだ」と明言していた。商売とはそういうなのだという。
 悲惨な事故・事件の記憶が風化しない限り、少なくとも商売での成功は難しいということなのだろうか。 
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性別、職業と語学力

2010年02月17日 08時08分07秒 | Weblog
 入管法違反の国選即決事件を選ぶときは悩ましい。期日までに1週間ちょっとしかないというのに、接見に向けての通訳人との日程調整をやらなければいけないからである。これが容易ではない。
 だが、ベテランの弁護士に聞くと、ポイントさえつかめば、「通訳不要」の被告人を見分けることができるという。そのポイントとは、性別と職業である。
 女性で水商売をやっていた場合、ほぼ例外なく日本語が達者である。これに対し、男性で力仕事をやっていた場合、あいさつ程度しかできないことも多い。
 ・・・なかなか鋭い着眼点だ。
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分厚い本

2010年02月16日 08時04分00秒 | Weblog
民法講義〈4‐1〉契約(山本敬三)
 久しぶりに一般書店で法律書を立ち読みしていたら、契約法の分厚い教科書に出くわした。
 開いてみると、内田貴さんと岡口判事が書いたのではないかと錯覚するようなケースメソッド+要件事実のオンパレード。「特色ある本」であることは間違いないが、分厚さゆえ通読するのも大変である。このような本は、伊藤眞先生の「民事訴訟法」と同様、辞書として使うのがバーディーのやり方だ。
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職業欄

2010年02月15日 08時48分19秒 | Weblog
 裁判所が女性とりわけ専業主婦に対し厳しい態度をとる傾向にあることは、帝京大の高山教授が指摘したことである。バーディーもこれを実感していて、離婚絡みの訴訟では容易ではないし、刑事事件でもやや重めの量刑になっているように思う。
 さて、最近気づいたのだが、起訴状の職業欄では、「専業主婦」は「無職」となる(全部を調べたわけではないが、こうなっているはず)。となると、量刑においては、仕事を持って家族を養っている者よりも不利になることは免れがたい。
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反抗してまーす

2010年02月14日 09時04分08秒 | Weblog
【国母服装問題】やくみつるさん「本国に召還すべきだ」
 国母選手の態度は、アメリカの黒人が白人に対してとる反抗的態度の模倣のようだ。
 見る者に不快感を与えるのは、彼の服装・行為が、かつての黒人のように、命をかけて反抗しているのではなく、単なるファッションか、その延長だからかもしれない。
 いまどきの日本で反抗をしようとしても、その相手は元気のない大人たちしかいないはずで、反抗の対象も反抗することの意味もいまいち見えてこないのだ。
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2日で1%

2010年02月13日 09時05分01秒 | Weblog
 年末にスポーツクラブでプログラムに参加していたら、インストラクターが、
「みなさん、正月三が日でゆっくりされると思いますが、筋肉は、2日休むと1%減少するといわれています」
と厳粛な事実を指摘した。ということは、200日休むと脂肪だけになってしまうのだろうか。
 そういえば、仕事も、1週間近く休んでいると、腕が鈍る。銀行マンの中には、休日も電卓で軽くトレーニングしている人がいるくらいである。
 休みをとるなら2日まで。
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難しい本

2010年02月12日 07時54分09秒 | Weblog
高田明典著の『難解な本を読む技術』(光文社新書)
 最近バーディーは新書をよく読むが、この本は実に面白い。
 フロイトの入門書と考えられている「精神分析入門」が実は難しい本であることを指摘するところは、目からうろこがとれる思いである。
 例えば、「言い間違い」の背後には「押さえつける力」があるが、それがいったい何であるかは、この本を読んでもよく分からない(というか、自分で気づけよ、と突き放している)。
 本は見た目によらぬもの。
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狡知

2010年02月11日 08時03分20秒 | Weblog
「隠蔽体質で道誤った」 米紙、トヨタ批判やまず
 アメリカでのトヨタバッシングを見るにつけ、アングロサクソンはつくづく恐ろしいと思う。トヨタをたたいておけば、GMの再建に役立つことは間違いない。だが、こうした計算だけではない。要するにこれは、鳩山政権に対する「ノー」というメッセージなのだろう。アメリカ民主党お得意のジャパン・バッシングの再燃である。
 そういえば、アメリカの恐ろしさをよく知る中国政府は、常に慎重に行動をおこしている。留学時代の友人(元中国環境省の役人)によれば、中国政府がイスラエルに対する非難声明を出すときには、事前にイスラエル政府に予告するそうだ。これはもちろん、イスラエルの背後にいるアメリカを刺激しないためのもの。外交にはこうした狡知が必要だろう。
 
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飲みニケーション

2010年02月10日 08時21分18秒 | Weblog
 弁護士というのは、一般のサラリーマン以上に飲みニケーション が大事な職業である。というのも、これが営業の重要なツールだからである。
 とはいえ、「この人とは飲みたくない」という人物に出くわすこともある。バーディーが経験したのは、飲みながら「おまえは生き方をかえろ」と説教をするタイプの人物で、その人とは二度と飲まないと決めた。ちなみに、お客さんではないので、なんら支障はない。
 それにしても、「飲みニケーション」って、死語に近い気がする。
 
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一に民法二に民法

2010年02月09日 09時05分08秒 | Weblog
 ロースクールの実務家教員からみると、ロースクール生の民法の力はかなり怪しいらしい。この手の話はあちこちで聞く。バーディーも他人のことは言えないが・・・。
 こういう話をする人が受験時代に使っていた教科書は、ほぼ例外なく「民法講義」(我妻栄)である。司法研修所では今でも「我妻を読め」と教えているようだ。
 教科書の問題もさることながら、民法の勉強にさく絶対的な時間も不足しているのだろう。修習生時代には、先輩から「50%の時間を民事裁判の勉強にさくように」と指導された記憶がある。ロースクール生も、民法の勉強に十分な時間を充てるべきだ。
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