Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

「改革」

2010年04月18日 07時49分27秒 | Weblog
 佐々木毅先生たちが、「法曹養成制度改革に関する提言」を行った。全文を法務省のHPで見ることができる。
 忌憚なく言わせてもらえば、とにかく美辞麗句が多く、内容は「書生論」に近い。庶民感覚といったものが感じられない。「国際的視野」や「アジアと共に生きる国家」という言葉が出てくるが、実定法もちゃんと教えられないようでは国内の訴訟すらまともにできないのですが・・・。

さすがに行政訴訟をやる弁護士が足りないとは書いてない。
で的確な指摘がなされているように、「法科大学院の生き残りを図りたいだけでしょ。
」ということなのかもしれない。
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愛着

2010年04月17日 08時26分53秒 | Weblog
 テレビを見ていると、「薄型テレビ●万円」などというフレーズをよく聞く。バーディーのテレビは、リモコンすらない、おそらく30年くらい前に買ったものである。だが、買い替える気はしない。
 まず、処分するにも費用がかかる。時価1000円のものを3000円出して処分する気になれるだろうか。もうひとつは、爪に火をともす生活を送っていた脱サラ期間中、お世話になった家電製品だから、やはり愛着があるのだ。
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登録住所(その2)

2010年04月16日 07時58分15秒 | Weblog
 「自由と正義」には、サラリーマンでいうところの異動情報が掲載されている。これによって、弁護士は、先輩や元同僚などの状況をある程度知ることができる。
 さて、以前指摘したように、自宅を登録住所に変更する弁護士がちらほらおり、そのことも「自由と正義」で知ることができる。ちなみに、バーディーの修習時代(某クール)で一緒だった5人のうち2人が既に「タク弁」になった模様である。
 合格したのは良いけれど、30代半ばで事務所から放出されるというのは、サラリーマンよりずっと厳しい世界である。
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バッジじゃ足りない

2010年04月15日 08時55分40秒 | Weblog
 数ヶ月前から、東京拘置所で接見する際、バッジだけでなく運転免許証等の身分証明書の提示を求められるようになった。バッジを提示して弁護士と偽って接見した不届き者がいたためである。
 そういえば、あのバッジは、偽物を作ろうと思えば作れそうだ。議員バッジもそうかもしれない。
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著作権?

2010年04月14日 07時58分36秒 | Weblog
略称「日本」で混乱、田中康夫氏が不快感
 略称が同一なためもめており、田中康夫氏は「著作権侵害だ」と怒っているようだ(「著作権」の問題ではないような気がするが・・・)。
 そういう「新党日本」も、今はなき「日本新党」を逆さにしただけのような気がするのだが・・・。
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敗軍の将

2010年04月13日 08時26分54秒 | Weblog
新年度が始まり日弁連会長が新しくなりましたが。 (PINEさんのブログより)
 負けた山本候補は、雑誌に「私は東京弁護士会の最大派閥に所属しています」などと平気で載せる人物だったとのこと。いまどき政治家でも言わないような言葉である。たぶん、派閥の仕事をしているうちに、感覚がマヒしてしまったのだろう。
 一方、文芸春秋の宇都宮会長の寄稿も問題である。とくに、「弁護士が増えすぎ悪質な債務整理ばかりがはびこる」などという主張は、一般人の誤解を招く。一般の人は、弁護士が増えれば、低いコストで問題を解決することが可能になると考えているはずである。
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軍は誰が動かしているの?

2010年04月12日 07時57分35秒 | Weblog
タイで反政府デモ隊と治安部隊衝突 死亡した村本さんが銃撃受けた当時の様子明らかに
 一説によると、5万人もの邦人が滞在していたとされるバンコクがこんな状態になるとは。熱狂的タイ好き人間のバーディーとしては残念な限りである。
 そういえば、タクシン追放の際の軍は、非武装の反政府デモ隊に同調する形で「自発的」に動いたようだが、今回はどう動くのだろうか。一体、タイの軍隊は誰が動かしているのだろうか?
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ドスでは足りない

2010年04月11日 08時47分23秒 | Weblog
世界文学を読みほどく—スタンダールからピンチョンまで—
 カート・ヴォネガットによれば、現代ではもはや「ドス(ドストエフスキー)」では足りないのだそうだ。池澤夏樹氏はそう指摘している。
 「カラマーゾフの兄弟」には、近代人にとっての課題がほぼ網羅されている。だが、現代人には、神なき時代をどう生きるかという新たな課題がある。ドスには何が足りないのか?
 トーマス・マンが指摘しているように、ドスの欠点は精神性の過剰にある。だいたい、あんなハイレベルな思想を語る庶民が実在するものだろうか?そもそも「思想」がなければ生きてはいけないのか?
 「そんなこたねえよ」とフロイトやその信者は言うだろう。
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コネとルックス

2010年04月10日 09時18分56秒 | Weblog
 バーディーがもといた業界(金融)では、女子職員(一般職)の採用は「コネかルックス」と言われていた(伝聞)。
 景気がいいときには人事部等のお偉いさんが好き勝手にルックスで選ぶが、景気が悪くなるとお偉いさんの推薦(コネ)で枠が埋まってしまうこともあるようだ。容易に想像されるように、コネ組はルックスが劣ることが多い(らしい。伝聞)。
 コネがあって、ルックスも良ければ、この超氷河期でも恐れるものはないのだろう。
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半代表

2010年04月09日 08時22分58秒 | Weblog
 今週の「週刊新潮」で、藤原正彦さんが、ビッグスリーの大工場のある州の選出議員が「全体の発展、全体の利益」を追求せず、こぞってトヨタ叩きに走った現象を批判している。バーディーはここで、ルソーの「半代表」とトクヴィルのアメリカン・デモクラシーを思い出した。
 ルソーはかの有名な「半代表」の理念(支持母体の利益等を追求する純粋代表とは異なり、さらに高次元の利益等を追求すべきこと)を提示した。逆にトクヴィルは、アメリカの民主政は、個別の利益を追求する圧力団体が相互に調整し合って成立していることを驚きとともに指摘した。以上は大学時代の勉強のやや不確かかもしれない記憶である。
 要は、アメリカは、西欧の政治文化の継承者ではなく、極めて特殊な国なのだということ。そういう前提で付き合わないといけない。
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