Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

仮にも弱気を云ふまじ

2014年04月20日 08時06分26秒 | Weblog
 先輩弁護士たちを見ていると、病気をするのは経営上多大な悪影響を及ぼすことがよくわかる。怖いのはむしろ精神的な影響である。
 病気をすると、どうしても弱気になってしまう。ちょっと受任事件が減っただけで、「もうだめではないか」と思うようである。内心で思うだけでも問題なのだが、それを口に出して言ってしまうようであれば、かなり危ないといってよい。
 サラリーマン時代に接していた中小企業の経営者を思い出しても、みな一様に「苦しいときでもそれを表に出さない」ことが経営の秘訣であると言っていた。「武士は、仮にも弱気のことを云ふまじ」と「葉隠」にもある。
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年を取らない文化

2014年04月19日 08時53分28秒 | Weblog
 「新潮45」4月号で、橋本治氏は、日本の文化は「年を取らない文化である」と喝破していた。これほど高齢化が進んだ国であるにもかかわらず。
 ただし、この文化というのは、戦後に限定したもので、明治期の政治家などをみると、進取の気性に富んだまさに「大人」である。敗戦の影響からか、日本は「退行」を進めたかのように思える。
 さて、以前も指摘したが、今の日本の若者が国際的に見てかなり幼稚化していることは間違いない。その原因としては、親が経済的に裕福であることだけではなく、橋本氏が指摘するような成熟を妨げる文化の影響があるのかもしれない。
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ズレ

2014年04月18日 07時24分31秒 | Weblog
 最近、ロースクール生の学校での成績と司法試験の合格とがリンクしていないことに気づいた。
 普通に考えれば、ロースクールの授業内容と、法務省などが考える法曹実務家として求められる知識・資質との間に「ズレ」があることを示している(もっとも、この問題は旧試験の時代はもっとひどかった。)。
 「起案」(答案練習)の敵視が一番問題だと思うが、ポイントのずれた授業内容となっている可能性もあると思う。
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熱い国

2014年04月17日 07時48分50秒 | Weblog
決断遅い日本が、ミャンマーで巻き返すには
 リーマンショックで売り上げが大幅に減っていた大手渉外事務所は、東南アジア市場の開拓などで巻き返したらしい。修習生からの情報なので、詳細までは分からないが、「東南アジア」といえば一番熱い国はミャンマーである。
 裏を返せば、既存の市場はもう飽和ないし縮小状態にあるということだ。
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勇気を教えること

2014年04月16日 07時29分15秒 | Weblog
『葉隠』に学ぶ、子育てに必要な3つのポイント 
 山本常朝は、「葉隠」の中で、子供を脅したり厳しく叱ったりして育てると、臆病で内気な性格になってしまうと警鐘を鳴らしている。私は身近に多くの実例を知っているので、これは間違いないと思う。
 これは、子育てに限った話ではないと思う。サラリーマンだって、最初の頃はいろいろと脅されたり厳しい叱責を受けながら育成する主義のところは多い。そういう会社で育つと、新人時代のトラウマ体験がしつこく根付いて、「勇気」を失ってしまうのである。
 
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元首相

2014年04月15日 08時30分34秒 | Weblog
浅香光代「元総理」撤回…アイムソーリー
 「元首相」ではなく「総理大臣になるところだった人」ということならば、S名E三郎氏の名前が挙がりそうだが・・・。
 それにしても、こういう話を「墓場まで持っていく」ことは出来なかったのだろうか。
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採用の問題

2014年04月14日 07時37分29秒 | Weblog
警視庁巡査、交際の女性巡査刺殺後に自殺か
 警官の所業であることに驚く。
 後輩の名前で採用を申し込むという安易・短絡的なやり方に加え、殺人・自殺と言う最悪の道を選んだところからして、メンタル的な問題がうかがえるように思う。
 有名大学の剣道部出身という外形だけをとってみれば、警視庁の好むタイプの人物ではある。だが、心の病とまではいかないまでも、病気の素因のようなものがあれば、やはりそれを採用段階で見極める必要があるのだろう。人の命を守るべき職業なのだから。
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偶然の一致

2014年04月13日 08時31分52秒 | Weblog
 「金枝篇」を読んでいたら、たまたまポーランド語で「老いた女」を「Baba」(ババ)と呼ぶという一節を見つけた。検索してみると、「プルスカ・ババ」(プルシ人のおばあちゃん)という像もあるらしく、これはホントのようだ。
 収穫の祭りでは、最後の1束を持った人を「こいつババを持ってるぞ」といってからかうのだそうである。
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転身

2014年04月12日 07時44分36秒 | Weblog
 研修所時代の教官が、2年前に退官して法科大学院の教授に転身しているのをつい最近知って驚いた。
 その教官は夫婦とも裁判官で、まさか辞めるとは思わなかったからである。
 さて、教育(法科大学院は研究より教育に重点を置いているという前提)の世界に身を転じた理由としては、私の想像だが、研修所の教官を経験したことによって「教育者」としての本質に目覚めたということがあるのではないかと思う。
 教えを受ける方から見ると、楽しそうに教官をやっている人もいれば、やむなく引き受けたと思われる人もいて、さまざまだが、こういう道もあるのだと思った。
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将来性

2014年04月11日 07時47分02秒 | Weblog
日本ハム斎藤佑、2戦連続KOでリリーフ転向も…栗山監督「勝負にならなかった」
 甲子園で闘った田中投手とは天と地ほどの差がついてしまったが、こうなることは、高校時代から予想されていた。
 プロ野球関係者の間では、斎藤投手は体が小さく、技術的にもほぼ完成されているため、「将来性に乏しい」というのが一致した見解であったのに対し、田中投手は、「とにかく体が大きい」ので「成長が多いに見込める」という評価だったのだ。
 プロでの4年間と大学での4年間とで差がついた可能性もあるが、スポーツ選手にとって「体が大きい」というのは、「将来性が見込める」ということを意味するようだ。
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