季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

フォルメン線描との再会

2007-11-01 22:47:38 | 手仕事 Handicraft
インド人MAさんとインドの本を見ていたら
見慣れたものが現れた。私がシュタイナー教育に興味を持っていた頃習った「フォルメン線描」で見た形。

何かと聞いたら、祝日に家の玄関の前に砂でこのような模様を描くのだそうだ。
人によって時季によってその模様は変わるらしい。

インドからMAさんのお母さんが見えた。
彼女は線描がうまいらしい。
今日は家に来てくださったので、フォルメンの本を見せた。
教育的な意味でこれを授業の一環としてしている学校があるというと不思議そうにしていた。

そしていくつか実際に描いて見せてくれました。
点を描いてその周りを巡って描くこの模様は一般には普通の祝祭にもちいられるらしい。
クリスマスが過ぎた頃に描いて10日ほど飾ると言う星の模様を描いてくださった。
鮮やか。
星の間の模様もとても美しい。

       

実際にはこれは色の砂で描くらしい。手の指で少しずつ砂を落としながら。
色を変えて模様を作るんだって。線の太さも手で調節するらしい。

インドの人たちは食事も手で食べます。
MAさんの手の使い方もいつもとても滑らかで細やかで見ていて感心するくらい。
こんな日常の作業を通してこの動きが育まれるのだなあと思う。

Dr.シュタイナーはインドに行ってこの模様を見たのかなあ。
インドの人たちがずっとずっと昔からこの模様を玄関に砂で描いていたというのが
私にとってはすごい発見。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする