シュウマイ

結婚した頃はりんごもまともに剥けないほどの超料理初心者だったが
中華料理は作れた。
学生の時に中華料理屋でバイトしたからである。
ちっちゃい店だったので、掃除から注文取り、皿洗い、下ごしらえなどなんでもやったのでそれが良かった。ほんとにそう言う実際的なことはまったく出来なかったので、一から教えてもらった。それがなかったら、結婚してもまったく何も出来なかったかも。

と言うわけで、シュウマイである。
長い間作ってなかったので娘が家で作れるって知らなかったらしい。
子どもの頃の事は覚えてないか。

店のマスターが「こうやってひき肉と玉ねぎあったら、ちょっとシュウマイなんか作って上げれる奥さんになりや！」と言いながら作り方を教えてくれたのを思い出す。
今日はエビも刻んで入れる。ぷりぷりとした食感になるから。

この包み方ってたぶん本を読んでもわからない。手から手へ教えてもらったから何年経っても出来ると思う。
うまく出来た。チューリップの花畑みたい。

　　　　　　　

蒸し器で十分ちょい蒸す。
出来た。

　　　　　　　

何の特別な味付けもない。
豚ひき肉と玉ねぎ、エビ、塩コショウ、醤油、片栗粉、酒少し、胡麻油少しだけ。
それでも口の中がうまみで一杯になるほどの美味しさだった。

買ってきたり冷凍のだったら地味だけど、作ったらちょっと特別な気分。
点心、他にも作ってみたい。

そしてマスターや奥さんに会いたくなった。
あの酢豚は絶品。

うれしい！

キャスケット、今渡してきました。

楽しみに待ってくださってたとの事。
早速お見せしたらとても喜んで下さった。

被ってみたらピッタリ！
とても素敵です。

この前もそうだったけど、その人に合った帽子を被ると、顔色も良く見えるし
美人度もアップする。
おしゃれ。

すごいな！帽子の世界。
その人に合う色や形など、これからも追究して行きます。

あんまり喜ばれたので、私もほんとにうれしい！
ウキウキしながらワークアウトをしました。

春の夜のカトレアキャスケット

この前フィットネスジムのスタッフの方に作った「ナウシカ帽」を見て「私も作って欲しい！」と、二人の方から注文を頂いた。
作りましょう！

好きな色や形を聞いて、頭囲を計る。
「来週の旅行に被って行きたいの！」
はい、間に合わせましょう！

と言う事で羊毛を見立てて、カードにかけて型紙を考えて
フェルトにして、出来ました。

　　　　　　　

上着など黒が多いと言う彼女。黒を基調にシックで鮮やかな色を組み合わせた。

私の作品にはいつも少し隠れ技があります。
今回は裏にピンクのハート。
表だと恥ずかしいだろうけど、裏だったら大丈夫。
いつも明るく温かいピンクのハートの持ち主に。

　　　　　　　

さあ、気に入って下さるだろうか？
まだ帽子職人としては初心者の私。ドキドキだ。