季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

お礼参り

2011-01-05 18:52:35 | 暮らし Daily life
お礼参りにいかなくちゃ!と言い続けて一年近く。
やっと娘と行くことになった。「着物着ていこう!」「そうしよう!」
と言うことで、二人で着物で京都にお出かけだ。

娘は半年しっかりとお稽古で見につけてサッサと着れた。洋服の時より早いかも。
私のほうが紐を結ぶのがずれてグズグズになったり帯の長さの計算が合わなくて結びなおしたりで時間がかかってあたふた。
二人とも気負わず半幅の帯で普段着。娘のは洗える着物。とても2000円くらいで買ったとは思えない。後は母に貰った羽織やショールなど。色あわせなど彼女らしくて素敵だと思う。

           

彼女に下駄を貸したので私は前がカバーされたサンダルだ。レギンスも履いてるしレッグウォーマーも履いてる。これが温かかった。昔の人でもあったらきっと履くだろうと思う。自分ではOK。ガーゼと羊毛で作ったフェルトのマフラーを巻いて、丈を短めに着てアバンギャルドな感じ。

       

さすがに5日になると人が少ない。良かった!去年は一歩が15センチくらいだったから。入り口から門まで20分くらいかかった。今日は5分もかからない。

           

しっかりとお礼を言っていろんなお宮さんにお参りもしてただならぬ数の絵馬も見た。
梅のつぼみがもう膨らんでいる。

       

近くに住んでいる知り合いにお昼ごはんにいいところを聞いた。それで韓国料理の店で十穀米のセットと松の実のお粥のセットを食べたら得も言えずおいしかった。
チャングムって感じ。韓国料理、焼肉料理のイメージが強いけどやさしくてヘルシーいい感じ!

それからバスで河原町に出て錦市場に向かう。
途中下駄屋さんを見つけた。彼女のを買ってあげようと思っていたのでちょうど良い。
それが思っていたどんぴしゃのお店で、台と鼻緒を選んだらその人に合わせて付けてくれると言うところだった。私のもそんな所で買った物だ。(そこは大阪だけど)
そこの主人は娘の足を見ただけでサイズや足の特徴などぴったり言い当てた。
そしてリクエスト通り鼻緒を挿げ替えてくれて、それを履いて違和感があるところは丁寧に微調整してくれた。これってオーダーメイド?それがそんなに高くない。鎌倉彫りのなのに5000円台。娘がすごくうれしそう。履いて帰るって。

錦市場ではおいしそうな海の幸山の幸に心引かれ、柴漬けにもおおいに心を引かれ、あっちこっちとふらふらと徘徊した。

烏丸近くにある豆腐屋がスイーツもやっている、それを食べることにした。
豆腐のドーナツは豆乳のクリームに黒蜜と黄な粉をかけたのを付けて食べる。
豆乳のソフトクリームにチョコソースと硬い八橋。これもそれぞれ250円くらいだったけどとっても美味しかった。豆腐バンザイ!

       

烏丸駅に向かう途中、風呂屋の暖簾。こんなところに…。すばらしい絞り染め。
二人でため息をついて見入る。

       

娘と着物で京都。こんな楽しいことがあろうか!
女の醍醐味。 ほんとうに美しくすばらしい彼女。宝だなあと思う。
また着物でお出かけしましょう!


Comments (2)
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