季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ジャムとパン

2011-01-14 08:50:36 | 食べ物 Eat
お正月気分も終わって新しい暮らしの始まり。
こうやって暮らしをニュートラルにするのにいつもすることは、食事を丁寧に作る事だ。ご馳走じゃなくてもいいけど気持ちと時間をかけて。

こころがわさわさしている時って落ち着いてそう言う事ができない。それで我が家には今、ジャムのストックが皆無。珍しい事だ。
子ども達のリクエストを聞くべく冷凍のブルーベリーを安く買えるところを探した。それで見つかったので早速作る。
オーストリアはジャム王国なので家庭でのジャム製造に関するあらゆるものや環境が整っている。友達から貰ったジャム用の粉を使う、ゲルフィックス。
1キロの果物に対して350グラムの砂糖でいいらしい。前までは500グラムだったのに新しく開発されたな。

       

全部鍋に入れて加熱して、沸騰したら3分でいいらしい。加熱が短いのでフレッシュです。

       

出来上がりは、まるで果物をそのまま食べているよう。フレッシュ&フルーティー。
ヨーグルトに入れたらちょっと甘みが足りないなあと言う感じ。
パンに塗ったらちょうど良い。いつも少し甘いなあと思っていたので。

       

パン。いつもこれは「勝負」で、時々発酵させているのを忘れて夜中に焼く事があって、その時は「負けた!」ってことになっている。(天然酵母なので普通でも朝捏ねたら焼きあがりは夕方です。)
今回は寝る前に気づいた。(貸し出し初日の「ベストキッド」見てたら忘れた。ジャッキーがやっぱりかっこ良い。)
もう朝まで置いとく事にした。それで朝に焼いたら、ちゃんと美味しいのが出来たのでびっくり。前の日の朝に捏ねたので、丸一日かかった事になる。食パンの「超熟」のパッケージに、高温で捏ねて低温で時間をかけて発酵させるとモチモチの生地が焼ける。とあったので、それをやってみたら本当にそうなった。
やわらかい。モチモチ。
あきらめないでやってみてよかった。
失敗は成功の元。って本当だ。

「食堂かたつむり」も借りて観た。原作を裏切らないかわいく美しい作りだった。
やっぱり丁寧な食事って体も心もはぐくむなあとあらためて思う。
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