たっぷりとしっかりと寝た。ホテルが居心地が良い。窓に雨戸が付いていて音も光も遮ってくれるので良く眠れる。
支度をして一番に出かけたのは「原爆資料館」。行こうかどうしようか迷っていた。前に広島のに行ってショックだったので。もういいかと。でもやっぱり見とかないとって思って。彼女にも勧められた。
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大きなきれいな展示でした。やっぱりそれはそれは重く大きな内容。初めて知ったこともいくつも。
広島と長崎の原爆は種類が違った。広島はウランで出来ていて長崎はプルトニウム。構造も違う。実験なのか?ちょっと思うだけで怒りがこみ上げる。やっちゃいけない事だ。
もちろんいろんな写真や歪んだ建物や線路、焼けた瓶や石、融けた鉄などいろいろ観た。
いろんな人たちの証言映像も観た。知らなかったのは、長崎に捕虜として捕まっていたオーストラリア人などの外国の人たちも同時に被ばくしていた事。
爆発した時の温度を思う。いつもバーナーワークで使っている火が1000度以上。それより高い温度になったらしい。あんなところに身を置くと言う事を想像するだけでも恐ろしい。
いつも原爆はいらないと思ってきたけど、ここに来てよりその思いが深くなった。作る意味がわからない。それくらい恐ろしいものだ。そしてこの夏初めて長崎市長が言及したエネルギー問題。原爆の何千倍の放射性物質を扱い、その後処理も定かでないこのシステムを持ち続ける事を私は良いと思わない。しっかりと胸に結び目を作る。
外に出たらとっても暑い。建物の前に「ちりんちりんアイス」と言う屋台があって、お婆さんがアイスを売っていた。浦上天主堂への道を聴きついでにアイスを注文する。道を親切に教えてくれながらアイスを盛り付ける彼女。観たことない盛り方だと思ったら花でした。バラみたい、きれい!そして美味しい!高知のアイスクリンに似てるけどもっと玉子分が少なくてあっさりとさっくりとした味。食べながら坂を下る。
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そしてまた坂を上って行くと浦上天主堂。その前においしそうなパン屋さんがあったので「野菜たっぷりキーマカレーパン」を一つ買って公園で食べた。とっても美味しかった。
浦上天主堂も原爆で崩壊したところ。その後、修復されて今は素晴らしい美しい教会になっています。
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教会の前の像に原爆の被害の跡が見える。
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そこで友人と会ってそれから歩いて如己堂と言うところに行く。
初めて聞いたけど、永井隆と言う人の資料館。医者。原爆の時に自分も大きな負傷をしながら治療に活躍してその前から放射線科に居たためにかかっていた白血病を抱えながら二人の子供を育てつつ医者としての立場と人としてクリスチャンとしての立場で本の執筆をした。奥さんは原爆でやられて、3日後に観に行った時には黒い灰の塊になっていてそこにロザリオだけが融けて固まっていた。彼の著書で有名なのは「長崎の鐘」映画にも歌にもなったらしい。
闘病中に周りの人たちが用意してくれた住まいがこの2畳の建物でそこを「己のごとく人を愛する」と言う意味で如己堂と名付けたらしい。
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彼の著書を読んでみようと思う。特に子どもたちへの思いをつづったものが良さそうだった。
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それからまた電車に乗って今度はシーボルトの家の方へ。
私はかねてから敬愛している人。前に民博で特別展を見てから関心がある。日本のあらゆる分野に精通しているすごい人だ。
入口に紋章が付いていた。美しい。
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銅像。
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ここに鳴滝塾があった。日本の志を持つ若者たちが集って学んでいた所。シーボルトが日本のアジサイを愛してそれをオランダに持って行き、向こうで品種改良されて日本に戻ってきたと言うのは前に聞いた話だ。
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シーボルトはオランダ人かと思っていたけどドイツ人だった。勉強をいろいろして日本に興味を持って日本に行きたくて行きたくてそれでオランダの募集に名乗りを上げたのらしい。そして日本に来て医学を披露する以外に日本の事をいろいろ調べて集めた。一度スパイだと見なされてひどい目に会っているけれど、奥さんが日本人で子どももいてその関係を観たり集めているものを観たりすると、どんなに日本と言う国を愛していたか分かる。そんな日本マニア一号の彼の資料を娘の友達の日本マニアたちにお土産に手に入れた。きっと共感するだろう。日本人より日本人らしく日本の文化に詳しい彼らに。
そこから近くの眼鏡橋へ。良い所。ゆったり。ちかくに素敵な商店街があってふらふら歩く。
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名物の「食べるミルクセーキ」を求めてたどり着いた喫茶店。大正時代からあるらしい。暑い長崎の町を歩いて来た人たちにと昔のマスターが考案したものがこれ。食べるミルクセーキ、ツボでした。美味しかったーーー!!!これは高知のアイスクリン(なんでこれが基準?)と似てる。玉子分感じます。シャリシャリとしていてでもとろりとはしてなくてとってもいい感じです。日本の夏にぴったり。
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もうまたしばらく会えないと二人で話に熱が入る。喫茶店でもしゃべってそして晩御飯でもしゃべって。
またいろいろと私にも示唆のある話をしてくれた。心のお土産で宿題だ。
彼女もこれから頑張るって。私も頑張ろう。このままこの通り。私のままで。
夜はしっかり寝て、少し早起き。長崎を後にする。
電車の線路が美しい。みながら旅情が沸いてくる。長崎良い所だったよな~。また子どもたちや夫と来たい。彼女が帰って来るならまた来れるだろう。
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またもやすぐに飛行機は着いて関空に。関空にしかないブルーシールアイスと言う沖縄のアイスクリームを食べた。紅イモ味。他のも食べたいなあ。また来る時に。
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しっかり詰まった長崎旅行。
この一週間。たんぽぽのマット作りから始まって、誕生日を挟んでロシャンが来てすぐに長崎と言う豪華さ。USJで体を揺さぶられ、原爆資料館で心を揺さぶられ、いろいろな普通では会えない人たちと普通では出来ない事をしてすごい濃い一週間だった。
消化するのにしばらくかかると思う。
いろいろな人たちとの出会い、経験を反芻しながらしばらく過ごそう。そしてこれからの動きをしんとした心で見てしっかりと一歩ずつ動こうと思う。
支度をして一番に出かけたのは「原爆資料館」。行こうかどうしようか迷っていた。前に広島のに行ってショックだったので。もういいかと。でもやっぱり見とかないとって思って。彼女にも勧められた。
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大きなきれいな展示でした。やっぱりそれはそれは重く大きな内容。初めて知ったこともいくつも。
広島と長崎の原爆は種類が違った。広島はウランで出来ていて長崎はプルトニウム。構造も違う。実験なのか?ちょっと思うだけで怒りがこみ上げる。やっちゃいけない事だ。
もちろんいろんな写真や歪んだ建物や線路、焼けた瓶や石、融けた鉄などいろいろ観た。
いろんな人たちの証言映像も観た。知らなかったのは、長崎に捕虜として捕まっていたオーストラリア人などの外国の人たちも同時に被ばくしていた事。
爆発した時の温度を思う。いつもバーナーワークで使っている火が1000度以上。それより高い温度になったらしい。あんなところに身を置くと言う事を想像するだけでも恐ろしい。
いつも原爆はいらないと思ってきたけど、ここに来てよりその思いが深くなった。作る意味がわからない。それくらい恐ろしいものだ。そしてこの夏初めて長崎市長が言及したエネルギー問題。原爆の何千倍の放射性物質を扱い、その後処理も定かでないこのシステムを持ち続ける事を私は良いと思わない。しっかりと胸に結び目を作る。
外に出たらとっても暑い。建物の前に「ちりんちりんアイス」と言う屋台があって、お婆さんがアイスを売っていた。浦上天主堂への道を聴きついでにアイスを注文する。道を親切に教えてくれながらアイスを盛り付ける彼女。観たことない盛り方だと思ったら花でした。バラみたい、きれい!そして美味しい!高知のアイスクリンに似てるけどもっと玉子分が少なくてあっさりとさっくりとした味。食べながら坂を下る。
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そしてまた坂を上って行くと浦上天主堂。その前においしそうなパン屋さんがあったので「野菜たっぷりキーマカレーパン」を一つ買って公園で食べた。とっても美味しかった。
浦上天主堂も原爆で崩壊したところ。その後、修復されて今は素晴らしい美しい教会になっています。
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教会の前の像に原爆の被害の跡が見える。
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そこで友人と会ってそれから歩いて如己堂と言うところに行く。
初めて聞いたけど、永井隆と言う人の資料館。医者。原爆の時に自分も大きな負傷をしながら治療に活躍してその前から放射線科に居たためにかかっていた白血病を抱えながら二人の子供を育てつつ医者としての立場と人としてクリスチャンとしての立場で本の執筆をした。奥さんは原爆でやられて、3日後に観に行った時には黒い灰の塊になっていてそこにロザリオだけが融けて固まっていた。彼の著書で有名なのは「長崎の鐘」映画にも歌にもなったらしい。
闘病中に周りの人たちが用意してくれた住まいがこの2畳の建物でそこを「己のごとく人を愛する」と言う意味で如己堂と名付けたらしい。
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彼の著書を読んでみようと思う。特に子どもたちへの思いをつづったものが良さそうだった。
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それからまた電車に乗って今度はシーボルトの家の方へ。
私はかねてから敬愛している人。前に民博で特別展を見てから関心がある。日本のあらゆる分野に精通しているすごい人だ。
入口に紋章が付いていた。美しい。
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銅像。
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ここに鳴滝塾があった。日本の志を持つ若者たちが集って学んでいた所。シーボルトが日本のアジサイを愛してそれをオランダに持って行き、向こうで品種改良されて日本に戻ってきたと言うのは前に聞いた話だ。
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シーボルトはオランダ人かと思っていたけどドイツ人だった。勉強をいろいろして日本に興味を持って日本に行きたくて行きたくてそれでオランダの募集に名乗りを上げたのらしい。そして日本に来て医学を披露する以外に日本の事をいろいろ調べて集めた。一度スパイだと見なされてひどい目に会っているけれど、奥さんが日本人で子どももいてその関係を観たり集めているものを観たりすると、どんなに日本と言う国を愛していたか分かる。そんな日本マニア一号の彼の資料を娘の友達の日本マニアたちにお土産に手に入れた。きっと共感するだろう。日本人より日本人らしく日本の文化に詳しい彼らに。
そこから近くの眼鏡橋へ。良い所。ゆったり。ちかくに素敵な商店街があってふらふら歩く。
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名物の「食べるミルクセーキ」を求めてたどり着いた喫茶店。大正時代からあるらしい。暑い長崎の町を歩いて来た人たちにと昔のマスターが考案したものがこれ。食べるミルクセーキ、ツボでした。美味しかったーーー!!!これは高知のアイスクリン(なんでこれが基準?)と似てる。玉子分感じます。シャリシャリとしていてでもとろりとはしてなくてとってもいい感じです。日本の夏にぴったり。
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もうまたしばらく会えないと二人で話に熱が入る。喫茶店でもしゃべってそして晩御飯でもしゃべって。
またいろいろと私にも示唆のある話をしてくれた。心のお土産で宿題だ。
彼女もこれから頑張るって。私も頑張ろう。このままこの通り。私のままで。
夜はしっかり寝て、少し早起き。長崎を後にする。
電車の線路が美しい。みながら旅情が沸いてくる。長崎良い所だったよな~。また子どもたちや夫と来たい。彼女が帰って来るならまた来れるだろう。
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またもやすぐに飛行機は着いて関空に。関空にしかないブルーシールアイスと言う沖縄のアイスクリームを食べた。紅イモ味。他のも食べたいなあ。また来る時に。
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しっかり詰まった長崎旅行。
この一週間。たんぽぽのマット作りから始まって、誕生日を挟んでロシャンが来てすぐに長崎と言う豪華さ。USJで体を揺さぶられ、原爆資料館で心を揺さぶられ、いろいろな普通では会えない人たちと普通では出来ない事をしてすごい濃い一週間だった。
消化するのにしばらくかかると思う。
いろいろな人たちとの出会い、経験を反芻しながらしばらく過ごそう。そしてこれからの動きをしんとした心で見てしっかりと一歩ずつ動こうと思う。