季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

竹と羊

2015-12-04 21:17:09 | 工房working place
今日も工房へ。

この前、毛刈りの師匠に貰ったカラードウール。とってもきれいな秘蔵っ子。
もう少し濃い茶色のと一緒に入ってた。あんまり綺麗な色だし毛の質も長くて良いので、紡いで何か編もうかと思ってたんだけど、やっぱりフェルトの作品にすることにした。
もう惚れ惚れするほどのステイプルの美しさ。

       

試しに少し取ってフェルトにしてみる。
ちゃんとフェルトになったけど、荒い感じ。それでこの美しい色を壊さないようにブレンドしてもう一度フェルトにしてみたらしっかりとした肌理の整ったフェルトになった。
ブレンドしてからのが左です。

       

こういうのってちゃんとグラム数やローリングの回数など測ってデータを取るのが良いんだけど、めんどくさくて、そして材料も勿体なくてやってない。
あまりのサンプルを取らないといけない数が多すぎて。それでこうやって手のひらでフェルトすることで様子を観察しています。

そして全部を梳く。結局半日かかってずっと梳いてました。

       

ベストを作っています。今日はここまで。まだ毛の流れが浮いて見えています。縮絨をまだまだしないといけない。

       

一緒に作業をしている妹がカバンに詳しい。昔仕事で関わっていたので。
彼女が作りたいと構想を温めていたものが形になった。
それは竹とフェルトのトートバッグ。これは素敵だあ!

       

大きさも形もなるほどって感じです。すごく使いやすいと思う。
なんて可愛いんだろう!
私もいろいろなフェルト作品を観て来たけど、竹とフェルトのカバンは観た事ない。これは良いなあと思う。
いくつか色違いで作る予定です。
色や質感はこの写真では十分に観れないです。複雑でなんとも言えない色のバランスとこの質感。結構しっかりしてる。
個展で出しますのでお楽しみに!

この頃アロマオイルのお世話になっています。ペンダントにしたらいいよ!と聞いてアロマ用のを買おうかと思ってたんだけど、良い事思いついた。
フェルトは水ははじくけど油は吸います。それでフェルトのペンダントにアロマオイルを落してみたら良い感じに吸ってくれました。
一日中アロマの薫りが立ち上って来ます。これはアロマペンダントとして良いものだと思う。

       

夕ご飯は南インドのカレー。大根と小松菜を適当にインドっぽく炒めたらとてもカレーに合って美味しかった。

       

今週初めに注文してた個展のダイレクトメールが届きました。
私たちの初めての個展のとは思えないほどの完成度の高さ!さすがプロです。友人の力量のすごさがわかる。
あらためてまた情報お知らせします。
これから広報やって行こう。

       



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