季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

一生の夢

2016-09-22 22:23:35 | 音楽 Music
ずっと長い間の夢だった。
QUEENのコンサート
濃いファンになった時はもうフレディーは亡くなっていて、生きているうちにコンサートに行かなかった事を悔やんだ。
ブライアンとロジャーが生きているうちにコンサートに行くのが悲願。
それがなかなか日本に来ない。ヨーロッパとかアメリカではたくさんあるのに。
アメリカンアイドルのカリスマ勝者アダム・ランバートを迎えてのアジアツアーでやっと東京に来ると決まった時に
すぐに応募。そしてチケットを手に入れた。
チケット代、交通費、ホテル代、とてもお金のかかる事だけど、このままだったらイギリスに行くしかないなあと思っていたからそれよりは安い。

その待ちに待った一日がやって来た。
もう何日も前から着るものの事を考えて、着けて行くアクセサリーを作って
考えすぎて気持ち悪くなるくらい。
脳内ではずっとコンサートが続いている。
そんな感じで飛行機に乗って向かった。

時間があったので、国立西洋美術館でセガンティーニを観る。
羊の毛刈りの絵と農家の夕べの糸紡ぎ。
じっとそっと見つめる。

会場は武道館。九段下にホテルを取っていたので早めに一度チェックイン。
そしたら興奮と緊張で疲れてて少し寝た。
起きて少し食事をして着いたら、もうグッズ売り場の列が長すぎて開始までに買えない事がわかったのであきらめる。

公園で小雨の中、のんびりと開場を待つ。

       

QUEENの幕が開いて、ほんとうに本物のブライアンが現れました。
夢が叶った瞬間。

アダム・ランバートが妖艶そのもの。まさしくジェンダーを超えた色気が9000人を魅了。その歌唱力がすばらしい聴き入る。
ブライアンの白髪が風に舞い、ギターが鳴り響く。ソロの時は天文学者らしい演出。まさに銀河の王って感じ。
Prince of Universeだなあ。

ブライアンがアコースティックギター一本で椅子に座って「フレディーに歌おう」って言ったLove of my life と Teotoriatte
感慨深かった。親友のお葬式に出れなくて、やっとその弔いが出来た感じ。
会場みんなの気持ちがフレディーに向かう。そしてフレディーからもきっと。

まあどんなに感動したか良かったかは私の力では現せないです。

終わってグッズ購入の列に並んだけど、大抵が売り切れていて残念。

本当に行けて良かった。QUEENに会えた。
もうその事で胸がいっぱいです。




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