季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

紡ぎ仲間誕生!

2017-03-27 20:23:32 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

ずっと長い間、一緒に紡げる人が居たら良いなあと思っていて、折りを見ては紹介しているんだけど
なかなか難しいらしく、形になるまで続ける人に出会わなかった。
それがやっと出会いました。
彼女のお母さんは編み物の先生だったそう。彼女はお母さんから習ったのではないけれど、編み物を息をするように出来る人です。
ゲージとか取らないで、いきなりどんどん編んで行って作品に仕上げていく。
時々大きすぎたりするけど、大体大丈夫。
しかも鉤針編みや棒針編みなどをうまく組み合わせて、とても魅力的な編地を作るんです。
いつも何か編んでいるその彼女に紡がないかと言うと、「紡ぎたいです!」と言う事。
それでスピンドルの紡ぎを少しずつ教えていました。でもなかなか思うように行かずに半年くらいぼちぼち頑張っていた。
初めての作品は去年のクリスマス会に出したベレー帽。
そして私が昨年末に開発したペットボトルのスピンドルを渡したら、紡ぎやすさが上がったらしく、どんどん紡げるようになった。
日本の羊毛と色の羊毛をハンドカーダーで混ぜてそれをスピンドルで紡ぐ。
どんどん慣れてどんどん紡げるようになってくる。糸もどんどん素敵になる。
そして編地もどんどん柔らかく滑らかになってきます。
旦那さんが自分の相手をしてくれないと嫉妬するくらい、紡ぎと編み物に夢中。
好きな色を混ぜて好きな糸を作って、次々と作品を形にしていきます。その色と質感と仕上がりの魅力にワクワクして、また次に作ろうと言う気持ちがわき出る。

これが作品の一つです。ニット帽。

       

この写真ではわからないけど、てっぺんのところが鉤針編みになっていて、しっかりとしている。縁の端の所も編み方を工夫していて、くるっと縁取りがしっかりするように出来ています。
少し縮絨したそう。
ほんとうに綺麗。可愛い。被りやすそう。
素敵な作品だ~!

ハマりすぎだと言うから、「食事や家事はどうですか?」って言ったら、「それは大丈夫」だと。それなら大丈夫です。
日常生活に支障を来すならやりすぎと言えるけど、ちゃんと暮らしが整っているなら、紡ぎと編み物にハマってこんなに素敵な作品を産みだすことはとっても彼女のためになる。
素晴らしい!本当に私も嬉しい。
キラキラ輝くスピンドルと編み針で、これから彼女の手からどんなものが生み出されて行くのか、観るのが楽しみです。

カバンを作っている彼。しっかりと縮絨させて後はファスナーと紐を着けます。

       

この前から始めた取り組みも。
数年前にハンドワークで初めて自分の手縫いでピッタリなズボンを縫った彼。
また作りたいとお気に入りのズボンを持ってきた。それからまた型紙を取って布に写して縫って行っています。
ジーンズ。
手縫いのジーンズですよ。どんなのになんだろう?
すごいパワーだと思う。良いものが出来るように私もサポート頑張ります。

ずっと長い間、私たちを観ていてくれて、そしてやっと初めて参加した彼も。
フェルトのブックカバーを作りました。
ドキドキしながら頑張って、一日で仕上がった。嬉しそう。
こうやって参加まで何年もかかることもあります。その関を超えられた事は素晴らしい。

春。みんなのやる気も膨らんでいます。一週間、どんなものを作ろうかと考えてそれを形にして行きましょう!
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