季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

実家で餅つき

2017-12-30 16:39:40 | 食べ物 Eat
親戚のお寺で大体的にやっていた毎年のお餅つきが今年から実家でこぢんまりとする事になりました。
家族にとっては大きな変化だけど、それもいつかは来るもの。

臼と杵はたいへんなので、餅つき機を購入しました。
前の日からもち米を研いで水に浸けて置いて、機械に入れたら全部自動で蒸すから搗くまでをやってくれると言う簡単さ。
しかもとっても美味しいお餅が出来ました。
すごい、餅つき機!

のし餅にするものとその日にみんなで食べるものを用意します。
いつもの黄な粉と大根おろし以外に、私が本で見てやってみたかった味付けに挑戦。
それは納豆と砂糖と醤油。
その本とはこれです。

リトル・フォレスト 全2巻完結セット(ワイドKCアフタヌーン ) [マーケットプレイス コミックセット]
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映画もあって、そちらも本と同様にお勧めです。
いかにも私が好きそうな内容です。
田舎暮らしと食べ物。

そこに、餅つきの時に納豆と砂糖醤油の餅がすごく美味しいと書いてある。
どうしても食べてみたくて作った。
そしたらやっぱりすごく美味しい!家族のだれもがびっくりして食べていた。
私たち関西人は納豆には慣れてないけれど、それでも納豆の臭さが砂糖醤油でなくなってそれはもうこっくりとした味になるのです。
新しい定番になると思う。


       

この納豆(こっくり)、大根おろし(あっさりぴりり)、黄な粉(甘い)の3つの味の取り合わせが絶妙で、無限スパイラルに入って出て来れなかった。
お腹いっぱいまで食べた。

       

12月の始めに干した干し柿もすっかり出来たので、取り入れてジップロックに入れて冷凍しておく。

       

干し柿を考えた人はすごいなあと思う。
渋柿の皮を剥いて干すだけでこんなにも完璧なスウィーツに変身するのがもう奇跡的としか言えない。
皮を残したらこうは行かない。水分は飛ばないし中はどろどろになるし、渋は抜けない。
皮を剥いて干すことで、水分が飛んで日光で渋が糖分に変わって美味しいお菓子になる。
剥いた後に寒気と接することで出来る表皮の働きが絶妙だと思う。
日本の冬の気候を利用して、ミニマムな手間と材料で、渋柿が変身するのが素晴らしい。

感動しながら楽しみに少しずつ食べます。

餅と一緒にお節もみんなで作ったから、なんだか余裕で楽です。
これからこのやり方でしばらく行くでしょう。それもまた楽しみ。

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