季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

小さな輝くドパ美ちゃん

2018-01-25 08:42:22 | 心と体 Mind&Body
ツイッターは、自分ではつぶやかないで(やり方がわからない)情報をみるだけの使い方。
おもしろいなとフォローしているのが「マンガで分かる心療内科と心理学と色々」と言うアカウント。
「どうかな?」って思う事もたまにあるけど、大抵はなるほどって思う事が多い。
その中で依存症の記事が面白かったから本を買って読んだ。

マンガで分かる心療内科 依存症編(酒・タバコ・薬物) (ヤングキングコミックス)
ゆうき ゆう,ソウ
少年画報社


このシリーズは一貫して変態チックな要素があるけど、それも面白くて
内容はなかなか勉強になる。

この巻では特に依存症は食虫植物って言うたとえと、ドーパミンの話が面白かった。ドーパミンがドパ美と言う女性に擬人化されています。
依存症になった人はドーパミンが出にくいらしい。それでどんどんとドーパミンが出る行為に強く依存していくのだと。
アルコールの人はタバコ、ギャンブルやその他の依存性行動が重なってる人が多いなと見てて思う。
そのドーパミンを渇望する人の事について詳しくたくさん書いてあります。
最後に依存性の行動をやめたお父さんがちいさな妖精のようなドパ美ちゃんを連れてる風景に胸を打たれた。
「ドーパミンは本当は普通の生活のなかでいつでも少しずつ出てるんです」って言うところ。

ぎらぎらド派手はドパ美ではなくて、小さな輝くドパ美ちゃんと暮らす事の素晴らしさ。
患者さん達を見ててわかる。
指編みや縫い物や、ちょっと美味しいものを食べたり温かいお茶を飲んだり。親しい仲間で話したり、一緒に居るだけで
その小さなドーパミンが出てるなあと思う。

普通の暮らしの細々様々な事で小さな幸せを積み重ねて、大きな温かい幸せに包まれるのが理想だなと。

この事を検証する記事にも出会った。
今ここ」に意識を集中 編み物セラピーの魅力とは?
  
セレブも注目する編み物のセラピー効果とは?

編み物だけでなくて、羊毛に関する手仕事は大抵。洗う、ほぐす、梳く、紡ぐ、フェルト、編む。
そして縫い物も。後は料理も。素材から丁寧に作って行く事や保存食作りもそう言えると思う。

それはその人の合う合わないがあると思うけれど、そんなプリミティブな(原始的な)生活形態が人の心の基盤を健康にする可能性が大いにあると思っています。

単純な繰り返しの作業。それが生活に生きる結果になるもの。
それを電気や機械に頼ることで心と体の健康が失われてるとしたら、意識的に取り戻す作業が必要なのではないかと。

めんどくさい事。わざわざやってみませんか?
そう言う意味では、私は先駆者だと思う。
めんどくさい事をわざわざするのを四半世紀続けて来ました。

新しい必然の流れ。これからも取り組んで行こうと思います。





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花のある暮らし

2018-01-25 08:32:03 | 暮らし Daily life
花を買うようになって一年くらい。
猛暑の時期はすぐに枯れるのでミントやドクダミを活けてるけど、それ以外は大抵。

前だったら「何か楽しくなること、自分に良い事しよう」って思ったら食べ物だった。
特に甘いもの。
それがあんまり甘い物やカロリーが自分への「良い事」ではなくなってきて、どうしようかと考えたら「花」だった。

駅前の花屋にちょうど500円の花束が出るようになって、それがまた可愛らしく。
それを買って帰るのが楽しみ。
そしてそれを分けてうちのいろんなところに飾る。

たとえ一輪でも花がそばにあると言うのは気持ちの良いものだな。

昨日活けたこのオレンジの花が温かい部屋で大きく開いて来て、それがとても美しいなと眺める。
なんて名前だろう?今度花屋さんに聞こう。と思ったとたんに頭に名前が浮かぶ。
ラナンキュラス
調べたら合ってた。そうだな、植物が好きでいろんな植物園に行ったり辞典を観たりするのが趣味だから
物忘れのあるこの頃でも、植物は観たとたんに名前が浮かぶ。
それにしてもこんなにややこしい名前がちゃんと自分の中に生きてた事が不思議。

       

この幾重にも重なる薄い花びらが美しい事この上ない。
いつか植えてみたいなと思う。


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