季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

アニメ映画の新時代始まる

2016-09-03 21:15:14 | 映画 movie
早速行ってきました。
『君の名は』



綺麗だと聞いていた。良いと聞いていた。
観てみて、
聞いてたよりずっと綺麗だったし良かった!

この作品で今までのアニメ映画から時代がググッと変わるのを感じる。
構図も構成も色使いも何もかも画面そのものが違う。
アニメ映画界の印象派出現。
光、空、風、この見えないものの表現がものすごい。
これは映画館の画面で観ないと。

話ももちろんSFファンタジーで男女の入れ替わりの突飛な物語なんだけど、
もしかして誰もが自分の事かと思うような要素があると思う。
それは自分の生活背景かもしれない。都会の美しさ、田舎の美しさ。学校の暮らしなど。
天災の被害に遭う運命かもしれない。
夢で見たような、忘れているけど大切で懐かしいものを思い出したい気持ちかもしれない。
それは前世の記憶とも似ているような。
そんなだれもの心をぐっと掴んで共感へと持って行く力がこの映画の画面とストーリーにはあると思う。

暮らしの仕草、日本の風景がとにかく美しい。
日本人なら心にグッとくる場面が続く。
こんなに日本の素晴らしいものをてんこ盛りにしてそれでいて嫌味はなく、世界不変の愛の物語を描くなんてすごいなあと思う。
浮世絵も富士山も出さなくて、普通のそのままの日本がこんなにも美しいんだと感じさせてくれる。その魅力。
世界中で注目されていると聞いても不思議はない。

ほんとうに美しい感動の深い映画だった。新しい日本のアニメ映画の時代が始まったと思う。
また観たいな。DVD買うかも。


食べ物。

実家から大量のスダチが我が家にもたらされた。
実家には段ボール満タンあった。
早速インド人の友達におすそ分け。そしたら「梅干し」にすると良いと言う。
なんだそれ?
良く聞いてみたらチャツネ。
塩漬けにして、温かい日には外に出したりするらしい。
やってみよう。
丸まま、てっぺんとお尻の所を石で擦るらしい。うちの乳鉢ではうまく行かなかったので、少し薬味おろしで擦った。
そして塩で漬けこむだけ。
切って付ける方法もあると言ってたので、やってみる。

       

これって塩レモンと同じだな。レモンで出来るんだからスダチで出来るはず。
どんな風になるか観察してみよう。楽しみ。

これを作ってもまだまだあるスダチ。
なんにでもかける。
塩麹をまぶしておいたサワラを焼いたのにかける。
冬瓜とナスの味噌汁に絞りいれる。
どちらも美味しかった。これからしばらくスダチ生活。       

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