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現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ベレー礼賛

2013-02-11 15:10:59 | ウールクラフト WoolCraft
2月9日土曜日の朝日新聞の休日版beに連載されている「サザエさんをさがして」のテーマが「ベレー帽」でした。

一昨年作ってから夏以外は殆どベレー被ってます。
それまでハンチングやキャスケット、鍔つき帽などいろいろ作ってもちろんその方が作るのも難しいんだけど、フェルトのベレーは一回被り始めたらやめられない。
被るまでは「難しいんじゃないか」「似合わないんじゃないか」とずっと思っていました。
それでも実際に作って被ってみると、そんな事飛び越えてとにかく被りやすい。被り心地が良いので手放せなくなる。他のを被ったらなんだか違和感があるくらい。

歴史はフランスのバスク地方かららしい。単純な作業帽だったのが軍帽に採用されて広まったと言う。
そう言えば「グリーンベレー」でシルベスタ・スタローンが被ってましたね。
ボーイスカウトやガールスカウトの制帽にもなったりしています。ボーイは子どもたちは鍔付き帽だったりキャップだったりするけど、指導者は大体ベレー。帽章が付いててかっこいい。

近くの女子高の制服にもなっていますね。かわいい。幼稚園児も被ってかわいい。

何年か前から乙女たちもこぞってベレーを被りだしたと感じています。

そう、ベレーとは年代も性別も関係なく素敵に着こなせる、おしゃれにも実用にも適した帽子なのです。

特に手作りのフェルトのベレーは自分の作りたい大きさや形、自分の頭の大きさにも合わせられるので被りやすい。そして使わないときは折りたたんで小さく収納できるし、広げれば元通りのきれいな形になるし。
少々の雨もはじくために便利。
大きめに作ったものは耳も覆うので寒さ対策もバッチリです。
自転車に乗るときも飛ばないので大丈夫。

繊細で柔らかいのにタフでしなやかなやつ。普段着にもお出かけにも活躍するマルチプレイヤーなのです。

フェルトの先生にはいろいろな帽子を教えて貰ったけど、「ベレーは教えるほどの事もないから教えない」って言ってて習わず。それで自分で作ってみたけど、実際にやってみたら型紙の直径や素材、縮絨の度合いなどなかなか奥が深いです。そして上についてる「チョボ」。これがまたくせ者。これをどんな色やデザインにするかでまた違ってくる。

フェルトを教える機会が増えてきて、その中でもベレーをリクエストする人が増えてきて、そしてベレー愛好家もまた増えてきました。フェルトの中でも特別な技術がいらなくて初心者でも一日あれば出来るベレー。
素敵な暮らしのツールだと思います。
これからもいろんな人たちとベレーを作って被って快適生活広めていきたいなあと思いながら新聞を読みました。
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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (山姥)
2013-02-12 20:13:13
土曜日のB、思わずニヤリでした。
藤枝で服部女史のベレー、ご一緒でしたっけ?
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やまんばさん (chico)
2013-02-12 23:15:18
ほんと、思わずニヤリです。
はい、ご一緒させて頂きました。楽しかったです。
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