季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ヘヤードネーション

2016-08-23 22:11:58 | 暮らし Daily life
1年半くらい前からインターネットで見かけて計画していた。ヘヤードネーション。
前々から長い髪を切るときに「勿体ないな」と思っていたら、受け付けてくれるところがあると言う。
それもガンなどの疾患で髪がなくなった子どもにカツラを寄付する団体だそうだ。
JHDC(Japan Hair Donation Charity)と言う団体です。大阪の豊崎にあるらしい。馴染みがある。

髪の毛だったら放っておいても伸びる。それで役に立てるんだったら良いな。
幸い、私は健康だし元気だし美味しいもの食べてる。染めてないしパーマも当ててない。白髪も少し混ざってるしくせ毛だけど、それでも良いと言っている。
その髪の毛使ってくれたら良いなと思って。

それで伸ばしはじめたんだけど、ある一定、今まで伸ばしたことない領域に差し掛かるとなんとも扱いづらい。
この頃は暑いからそれもあって早く切りたいなあと思うことしきり。
梳かすのもまとめるのも洗うのも乾かすのもたいへんです。
生半可な気持ちで始めたなあと。
それでもなんとか頑張って伸ばしました。

美容院の予約が取れてやっと今日切る事に。
これくらいの長さです。
自分で測って、これで行けると思ってたんだけど、襟足の所が少しだけ足りない。
31センチ以上と言う規定があります。まあ仕方ない。足りない所の毛は美容師さんが練習につかったりするらしいからそれも受け付けてくれる。

       

行きつけの美容師さんが丁寧に洗って丁寧に区分けしてくれました。

       

経験豊富な彼女でも切るときは緊張したって。私もなんだか気分が引き締まる。
「いくよー!」と言う声に答えて切り始めた。
そして全部切れました。

       

人間の毛も部位によって太さなど違うって、切ってみてわかった。こめかみの近くの毛は細い。

それまでは美容師さんも初めての作業、その後が本職。ベリーショートで似合うようにカットしてくれました。

       

こんなに短いのは生まれてこの方初めてです。軽い!

切った髪はまだ濡れているので、しっかりと乾かしてから郵送します。
ちょうど羊毛を乾かす籠があるから、大丈夫。毛の専門家で良かった。

私は羊の毛刈りをするので、毛の質がその持ち主の健康と強いかかわりがある事を知っている。
それで、髪を伸ばしている間、美味しいものを美味しいと思いながら食べる事、ストレスをためないで健康でいる事、出来るだけ気分よく過ごす事を気を付けました。

梳かす時とか束ねる時とか、出来るだけ丁寧にするように。
抜けると「勿体ない!」なんて思って。

それがとうとう切られて郵送できるようになった。
良かった。

もうこんなに伸ばすことは一生ないかもしれないな。大変だった。
それにこれからはもっと白髪が増えるだろうし毛も細くなるだろうから。

きちんと乾いたら送ります。送った後どんなふうになるかは追跡できないとの事。
それでも良い。使って貰えますように。どこかで子どもの頭に乗って、その子が少しでも幸せで楽しくすごせますように。



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