季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

りんごジャム

2008-10-25 23:19:50 | 食べ物 Eat
この前来た紅玉。
早く料理しなくちゃ熟れすぎてしまう。
いくつかはシュトゥルーデルにとっておく事にして、他はジャムにしよう。
今回は皮を入れないで、そのままの色でしてみよう。
皮を入れたらピンクのジャムが出来る。

剥いて刻む。この時、時間が結構かかるのでレモン汁をかけると色が変わらない。
どうせ後で入れるものだし。
レモン汁に含まれるアスコルビン酸は、天然の防腐剤。酸化を防ぐ働きがある。
鍋に入れて砂糖をまぶして、水分が出てきたら火にかける。
こんなにか!と思うほど水分が出てくる。
そのままではサラサラなので、しばらく煮詰めてほど良いとろみ具合にする。

ここの火を止めるタイミングが難しい。
この前はゆすら梅ジャムを作るとき煮詰め過ぎて硬くなってしまった。
酸味と甘みと温度と水分のバランスで、変化する瞬間はトンと階段を登るようにやってくる。
大体反応や変化ってそういう感じが多いと思う。
じわじわと変わるんじゃなくって、ずーっと効果がない顔をしていて急に来る。

この瞬間は目を離さず意識を集中する。
そして、今回はうまく行ったようだ。よかった。
冷めたらほど良く固まった。
パンにのせた時、たらりと垂れたら食べにくいからね。

       

深い鍋に入れて煮沸。こうすると一年以内くらいだったら全然常温で大丈夫だ。

いろいろな器を試してみた結果、このWECK社の瓶が私に合っていると分かった。

口が広くてジャムが入れやすい。熱いものを入れる作業なので安全だし無駄が少ない。
口をあけるときのわずらわしさもない。パッキンを引っ張ればすぐに開くから。
金属の蓋だったら何回か使ううちに曲がったり錆びたりするけど、これはない。
日常で使うときは別のプラスチックの蓋を使う。
消耗品はオレンジ色のゴムのパッキンだけ。
始めはお安くはないけど、長いスパンで考えると安いし、無駄がなく環境にもやさしい。

何より、蓋に付いている野いちごのマークがかわいくてお気に入りです。
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