季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

どうやったらおいしく?

2007-10-18 21:38:11 | 食べ物 Eat
やまんばさんから贈り物。
来年のカレンダーとお芋。
カレンダーは手漉きの紙に印刷じゃなくて版画で絵が付いています。
休日は手で一つ一つ赤丸のはんこが押してある。美しいです。
お芋は立派な物ばかり。
それが美味しくないんだって。
なんでも、芋の種類に関わらず畑の土で味が決まるらしい。

見たらきれいだし、美味しそう。
でも持ったら。あ、軽いかな。

       

蒸しても大学芋にしてもイマイチだったらしい。
どうしよう。

考えてまずベーサンで天ぷらにすることにしました。
細く切ってレンコンと玉ねぎと一緒にスパイスを加えた衣を付けて揚げる。

       

お味は、大丈夫。おいしいです。
甘くないからおかずに丁度いい。

でもこれだと少しずつしかなくならない。
多分それは問題。

今度は普通に料理してみよう。きっと飛び切りじゃなくても普通の美味しさなんじゃないかな。やまんばさんちで採れたものだから。
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静かな暖かい空気

2007-10-15 23:10:34 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

トトロの次は「紅の豚」。と言って、本当に赤い豚を作りました。
アニメ映画のとはちょっと違うけど、アニメーションのキャラクターみたいに元気でかわいい子豚が出来上がりました。

       

布フェルトの巾着。
今日は紐を作りました。

紐は地味に見えるけど、羊毛から糸を紡いで、双糸にして、三つ編みにしてあります。

       

指編みが好きな人が友達を誘ってみました。
「やってみようか!」いつも横で見ていた人。
毛糸の色を選んで、編み始め。
しばらくしてみたら、コツをすばやく飲み込んで夢中で編んでいました。

「あんたの 編む姿がいいかんじ。」
私もそう思います。美しい。人が集中している時ってなんでこうも見る人の気持ちを落ち着かせるのだろう。
まわりの空気まで変える。静かな暖かい空気。
ひとしきり編んで、ミーティングに向かいました。

この2週間でずいぶん涼しくなって、作業への集中も意欲も向上してきたようです。
次は何を作ろう? 一週間かけて考えておきましょう。
お互いに。
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アップル・シュトゥルーデル

2007-10-14 21:00:35 | 食べ物 Eat
りんごの季節です。
紅玉を見つけました。あまり見かけないし、あってもすごく高かったりするので見つけたら即買う。6玉で500円は安い!
アップル・シュトゥルーデルを作ろう。

早速フィリングのクラムを作ります。
結構ややこしいので焼く前の日にまとめて作っておきます。

パン(今回は買わないで自分で焼いた天然酵母パン使用。)をスライスして細かく切ってグラインダーで細かくして、その上にすり鉢でサラサラにする。
アーモンド・ヘーゼルナッツ・ピーナツもそれぞれ細かくサラサラにする。
溶かしバターでほど良く色づくまで炒め、最後に砂糖を少し加える。
クラム出来上がり。

       

アップル・シュトゥルーデルはオーストリアのお菓子。
特別な薄くて大きい皮で包んで焼くのですが、日本では手に入らないので
冷凍のパイシートを延ばして使います。
正方形に引き延ばしたシートに
溶かしバターを塗って、クラム、りんごの薄切り、レーズン、シナモン、レモン汁を載せます。
それを海苔巻き状にくるくる巻いてオーブンで焼く。
中のりんごは始めは生なのに、パイ皮の中で他の材料と一緒にほど良く蒸されていい感じのくったりかげんになります。

焼きあがったら、伸し餅みたいな形。

       

暖かいシュトゥルーデルにはバニラソースをかけるのですが、私たちはそのまま粉砂糖をかけて冷めてから頂くのが好きです。
カットした所。

       

今日は肩慣らし。
今度一箱の紅玉が届くので、たくさん作ろうと思います。
自分で作る事の醍醐味はたくさんをいっぺんに食べられる事。

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木の糸巻きとスタンプ

2007-10-13 21:03:34 | ウールクラフト WoolCraft
紡いだ糸を木枠に巻いています。
たくさん仕入れておいたので安心。

       

去年編んだ自分のベストにもタグを付けよう!
前後ろが同じなので、左側に付けたら着る時具合が良いかも。
業者の人に頼んでタグを作ろうとした時もあったのですが
まだ実行できず仕舞い。
私は多作ではないので、こうやって一つ一つ楽しんでタグを作るのもいいかも。
この魚の文様はネパール(たぶん)に伝わる7つの吉祥紋の一つ。
木を削って作ってあります。すごい完成度。
このスタンプインクはアイロンを当てたら水に強くなるらしい。布用です。

       
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縞ベスト

2007-10-12 19:33:32 | ウールクラフト WoolCraft
甥っ子のベストが出来ました!

       

鹿の角のボタンを付けました。オーストリアの民族衣装に付いているものです。

       

もう少し大きくなったら、公園で遊んで暑いので脱いだ時
忘れても持ち主がわかるように、名前のタグを付けました。


       

元気で暴れてもいいように、ペレンデールと言う丈夫な羊毛を使っています。
頭が大きくても脱ぎ着がしやすいようにボタンで襟を開け閉めできるようにしました。
縞の色は同じ羊の毛の色を分けて紡ぐ事で出来ました。

これを着て元気でいっぱい遊んで大きくなって欲しいです。
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30分一区切り

2007-10-10 22:07:15 | 暮らし Daily life
涼しくなってきました。っていうか、寒い。
あと一息で残していた仕事を一つずつ片付けていく。

ペレンデール、モーリットの紡ぎは毎朝30分ずつしています。
一度に長い時間すると右ひざが痛くなるし、肩も凝るし家事も進まないので、これくらいがちょうどいい。朝の瞑想タイムだ。
4~4.5番手くらいに紡ぎたいのだけどどうしても細くなってしまう。
男物のセーターにしたいので、あんまり細くてもよくないと思う。

甥っ子ちゃんのベストがもうすぐ出来そうです。
後は脇をはいで、余り糸の始末。

       

昨日教わった料理を早速作ってみました。
やっぱり30分くらいでできて、そして美味しかったです。

       

私はひとつのことをすると、やらないといけない事(例えば食事の用意とか…)を忘れて没頭してしまうタチなので、今やっている30分でとにかく区切る、と言うのは効果がありそう。「この房が終わるまで紡ごう。」とか、「あと一段編もう!」じゃなくて、時間を見てきっぱりと手を引く。
今日も編み物は仕上げたいのでしつこくやっていたら結構肩が凝った。
ちょっとこのアイデアを続けてみようと思う。
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南インド、ベジタリアン料理

2007-10-09 23:42:36 | 食べ物 Eat
インド人の友人は南インド出身。
そしてベジタリアン。
南インドは知る人ぞ知るベジタリアン王国らしい。

「私たちが本格的にカレーを作る時は、ほとんど半日かかって作る。
玉ねぎを大量にスライスしてそれを何時間もかけて炒める。」
と言うと
「それはノンベジだから。」
と言われました。ノンベジとは肉を食べる人、又は料理の事。

肉が入ると時間をかけて料理をして、こっくりとした味を出すからなのだそう。
反対に野菜だけだと料理はあっさりと済むらしい。
今日聞いたレシピは
ナスとトマトを小さく切って油で炒める。
そこにターメリック、塩、ガラムマサラ、水を少し入れて加熱する。
チャパティーと一緒に食べる。
チャパティーも、全粒粉と水、塩を混ぜて丸めて延ばしてフライパンで両面焼くだけ。発酵とかなし。
だそうだ。

私の新しいカレーワールドが広がりだしています。
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金木犀

2007-10-08 19:36:26 | 季節 Season
空気中の金木犀含有率5%。
とっても気持ちが良いです。

香りは記憶と結びつきやすいと言われていますが
この香りを嗅ぐと私は学生の時の楽しかった事を思い出します。
知人の一人は「悲しい思い出が蘇る。」って言っていました。

金木犀の花実酒が好きなので、今年も頃合いを見計らって漬けたいと思っています。何年も経つほど美味しくなるので、もう何本か貯めています。
勿体なくてなかなか開けられない。

窓から入ってくる風を大きく吸い込んで
幸せな気分で胸を満たそう。
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フェルトの座布団、ドラムカーダーのおうち

2007-10-07 20:43:46 | ウールクラフト WoolCraft
座布団を仕上げる。
座る椅子に合わせて四角だけど少し丸く、紐の位置も調整します。

アイロンを当てて形を整え出来上がりです。

       

ドラムカーダーで色を混ぜたので深みのある複雑な色味です。
厚さは5mmくらい。薄くてもこれがあるとないでは大違い。木の椅子でも温かく冬を過ごせる優れものです。

       


DIYショップに行って板や支柱を買ってきて組み立てて出来ました。
ドラムカーダーの居場所。

ブラシの針が尖っていてたくさんあるので、ぽんとそこらへんにおいておくのは危険です。
それで、ミシンをかけたりする作業台も兼ねてスペースを作る事にしました。小さな私の机です。
カーダーは大きな風呂敷で包んで入れてあります。
包まれて囲まれて、何だか居心地が良さそうです。

       
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ミシンはパートナー

2007-10-05 20:28:20 | 手仕事 Handicraft
嫁入り道具に、と大学の時に買ったミシンが壊れました。
ちょっとしたひょうしにネジがポキッと。

ネットで検索したら修理してくれる所が見つかったので車で持って行きました。
しばらく預けて修理かな、高く取られるかな、と思っていたら
パッパッと部品を出してくれてサッと直してくれました。
そして費用は部品代の3,000円だけ。
もうずいぶん経っているので使えなくなる日も近そうだけど
これでしばらくは大丈夫。

とにかくこのミシンは良く使ったので、元は取れているはず。
学生の時はちょうどバブル。
世間は踊っていても私は節約家だったので
みんながブランド物に手を出しているときも、装苑(服作りの本)などを見て作っていました。
洋裁の知識は中学と高校の家庭科で得たものだけ。
ミナミに安い布を買いに行ってデザインや色を考えて…。
それでもなんとかかんとか出来るものです。

スカートはもちろん、パンツやシャツ、ワンピースなど。
働き始め、百貨店に行ってスーツの高いのに驚き、ウールの生地を買ってきて作った事もあります。
そしてウェディングドレス。
始めは安い綿生地で作ってみて型紙の修正をして
自分の着たかったドレスが出来ました。

マタニティーもワンピースやパンツなど作って
子どもが生まれたら生まれたで子どもの服を作る。

親子みんなでお揃いのパンツを作って出かけたりしました。

幼稚園に入ったら手提げやコップ入れ。

それでも子どもが大きくなってきたら、母の作った服はあまり着ない。
雑誌に載っているようなのがいいらしい。

それでこの頃は少し遠ざかっていました。
手縫いも好きだし。

甥っ子が生まれたので、またミシンの出番がやってきた。
この頃はスリングを作るのが楽しい。
いろんな布で大きさも合わせて。

ずっと私と過ごしてきたこのミシン。
もうしばらく楽しく一緒に遊ぼうと思います。



Comments (2)
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