駆け抜けた2011




今月7日にZ4が納車され、昨日までの20日間で大きくCustomizeModifyが進みました。
すごく勢いがイイE89 Z4オーナーさんです。

今回の入庫でBMWPerformance製6POTブレーキシステムの導入を行いました。
BMWではオプション装着扱いのブランドがBMWPerformanceですが、この6POTブレーキはイタリアBrembo製 しかもモノブロックキャリパー。
ディスクローターは1Pのスリット/ドリルド338mm 大口径ローターです。
それにGruppeM製ブレーキライン カーボンスチールフィッティングを組み合わせ、より確実なカッチリとしたブレーキシステムを造りました。

さらに車高調整式ダンパーの導入です。
海外ブランド物を含め3メーカーほど選出しましたが、今回はBMW専門ブランド 3Dデザイン サスペンションKITをチョイス。
車高調の心臓部であるダンパーはOHLINS製ということも決定した大きなポイントでした。
それにBBS LM-RチャンピオンEDや、end.ccアルカンターラ ミラーカバーや・・・・ 紹介しきれないほど沢山の沢山のModifyを行いました。

初めての輸入車に乗るオーナーさん 初めてE89 Z4を触る僕達
「少しドイツ語勉強して、ニュルブルクリンクに行って走りたいよね~」 
なんて夢を膨らませながら活き活きとした車談義をしていましたが、その時が来るまではしっかりとドイツ車に乗る練習をしましょ!
一緒に。

2012年も誰よりも駆け抜ける喜びを楽しんでくださいね!  
それでは また来年 お会いしましょう!!

Porsche911 carrera 4S



僕の主治医 有ちゃん先生のcarrera4SがSPOONリジットカラー装着のため入庫しました。

去年11月にもセカンドカー?のE85 BMW Z4へリジカラを装着した時も大絶賛していましたが、今度は待ちに待ったメインカーのPorsche carrera4S用がラインナップに加わりましたのでご案内したところ『至急取り寄せて~』と熱めのラブコールを頂きまいたので、先日無事に装着しました。
なんせPorsche TYPE997は新車価格1500万円オーバーの車ですから、作業中は緊張しっぱなしでしたが 触れば触るほど 乗れば乗るほど やっぱPorscheって本質的に本当にいい車だなって思う1日になりました。

肝心のリジカラ装着は・・・ 手こずった。
このPorscheって車 リジカラ装着の為にメンバーボルトを1本抜いただけでも反力がかかってしまい、メンバー~フレームのサービスホールの位置関係が微妙に変わってしまうのです。 
日産車のようなサブフレームに柔軟性が無かったり、元々のサービスホールが小さいので、一度ズレてしまったホール位置を元に戻すだけでも大変大変。
結局なんだかんだで前後合わせて4時間もかかってしまい、作業が終わったころには体力は消耗し切ってしまい枯れ果ててしまいました(笑)

だけどね有田先生が僕を喜ばせてくれるんですよね。

『山本さ~ん リジカラって素敵ですよね~~  
荒れた路面走ったら一発で良さがわかりますよ。 
本当に車体が1つのカタマリになったように感じるんですよね。』

Zのオーナーさんがリジカラの感想を僕に話してくれるときと全く同じ感想だから、それはそれで驚いちゃいましたが、車種は違えど感じる事は同じと言う事なんですね。 そのコメント聞いたら凄く嬉しくなっちゃいました。

普通に考えて、Porscheほどクリアランスがキツい車にリジカラを装着してホントに効果あるかいな?と思いながらも、大絶賛の評価をいただけるのですから、Porscheに比べるとクリアランスがユルいフェアレディZにリジカラ装着して質感上げていく事ができるという事実を、見方によっては凄くお得な気がした『やまもと』なのでした。

リジ☆カラ




 
ZはZでも、これは少し珍しい BMW Z4が入庫してきました。
さすがに飛び込みでこのような車両が入ってくるはずもなく、こちらは何時もお世話になっているS口先生のご紹介で来てくださいました。 
S口先生の同業者でもあり、車仲間でもあり、時計仲間?飲み仲間?でもあるA先生です。

最初はコンバーチブル車には必須でもある風の巻き込み防止の間仕切り板「ディフレクター」のワンオフ加工をご依頼くださったのが始まりでしたが、A先生も随分凝性なようでしてMシリーズの強化ウレタンブッシュに交換していたり、ARQRAYのsportsマフラーに交換していたりと、会話していても車好きが体中から「楽しい楽しい」オーラーが出ているような方です(笑)
それもそのはず 美祢サーキットで開催されていた耐久レースに御兄弟でエントリーされていたということですので、ドライブの楽しさや小さな挙動変化がもたらせる味わいなども理解してくださる方です。

「COXボディダンパーを装着したい」
フェアレディZで言う「パフォーマンスダンパー」の装着依頼を受けましたが、探しても探してもこの型式に合うボディダンパーを見つけることが出来ず、メーカーに聞いても「ワンオフ対応になりますから、現車を関東まで持ってきてほしい」と言われ諦めかけていたころ、そのメーカーにワンオフにてCOXボディダンパーを造ってもらったというshopさんから、「実はもっとイイものありますよ」と親切に教えて頂きました。

それが「リジカラ」です。
リジカラ=リジットカラー ホンダ系TuningPartsMaker「SPOON」が製造を行っています。
これは車体「メインフレーム」とエンジンが搭載している「メンバー」を直結しているボルトに挟み込むように取り付けします。
Z32,33では定番だったリアメンバーカラーに似ている商品で、フレームとメンバーの動きを同化させると言うパーツになります。
残念ながら日産系のリジカラはありませんが、今後ラインナップが増えてくるとZ用も出てくる可能性は十分に考えることが出来ますよね。 

装着後 某所まで試走に行ってきましたが、路面のつぎはぎやマンホールでのギャップを乗り越えるときに剛性の高さを感じることが出来、パタパタを小刻みに動き回るようなオープンカー特有の妙な振動も低減して、楽しい試走が出来ました。
今後はSACHSかOHLINSのsuspensionKITも導入したいと言う事ですので、益々楽しめそうなZ4です。


納車翌日 「いや~ 凄く良くなった ありがとう」
A先生が試運転を兼ねて美味しい卵を持ってきてくださいました。

こちらこそ ありがとうございました

ベンツ

友達がベンツの車検を持ってきました。
えっとW220って奴ですかね。S500だそうです。

ロリンザーのエアロKITにDTMフェンダー 20インチアルミもロリンザー
ウインカーミラーは純正 しかも9年前の車なのに
国産ではようやく最近ですよね ウインカーミラーが純正採用されだしたのは。
ラグジードレスアップカーの極みですな さすがメルセデス・ベンツ

「良い車やな~」とベタベタ触る
熱反射?ガラスですので、純正なのにハーフミラーガラス 乗ってる人の顔もイマイチ見えない。 
当然ながらレザーシート 国産の皮とはまったく違い頑丈な上、上質
ハンドリングも良いし、5000ccもあるので加速も抜群!

う~んカッコエエ
個人的にはまったく無意味なダクトに萌えます。 はい








しかし キタナイ
少しは洗えよ・・・


せっかくの良い車が。。。。  勿体ない・・・・

その昔・・・

今回の台風被害にあった車が入庫してきました。
弊社では珍しい「メルセデスベンツ」
しかし悲惨なことに全身傷だらけです・・・ 無事なのは右Fフェンダーのみ。
幸いにも車両保険に入っていたので、今回は保険で修理できそうです。 よかったよかった。

このベンツはW124って型なんですが、実は僕が若かりし頃W124のAMG仕様が欲しくて欲しくてたまりませんでした。 色はブルーブラックっていう色が欲しくて欲しくて・・・

若かった頃を思い出したのでブログにしてみました(笑)

フォルクスワーゲン

本日は1日内勤整備の予定でしたが、急遽車検の依頼が・・・

この車は毎回メンテ&車検で入庫するのですが、僕はこの車好きなんですよね。
「VWゴルフ GTX」です
日本車で言うマーチクラスの車格ですが、とにかく良い。
小さな車体にハイパワーターボエンジン搭載 シートはRECAROの本皮 メーターイルミもすごく綺麗で、良い車です。
そんな中でも一番のお気に入りは、シャシ剛性の高さ 先にも書いたように「マーチ」クラスのシャシとは思えないほどの高剛性。
それだけシャシが良いということは、ブレーキングやハンドリングもキビキビしていて、国産にあるような「頼りなさ」は微塵も感じられません。
外部からの騒音や、車体のきしみ音なども気になりません。 さすがドイツ車

最近たまたまドイツ車を立て続けに扱う事がありましたが、例えばBMWにせよベンツにせよ、今回のVWにせよ ある共通点があります。
それは剛性が高いシャシによる安心感 これにつきますね。
全ての自動車メーカーが目指すものが、ドイツ車にはあるようです。
それはボロイBMW(笑)に乗っても味わう事が出来ます(去年E36を購入したので経験済み)
ですが、いつまで経ってもオーディオは国産車に比べるとダサく使いにくいのが多いですが・・・ 

メルツェデス

GWのお休み気分は昨日まで。 本日から仕事ですが、大雨の為人間のエンジンがかかりません。 明日までこの天気らしいです・・・

泣く子も黙る「メルセデス・ベンツ」 某有名評論家はメルツェデスとも言いますが、まあベンツです。
某巨大中古車販売店の店員さんから、何故かデイトナにベンツのオーダーが入り車輌販売+ドレスアップをした状態で購入していただけました。 何とも不思議な話です。

そんな話はどうでも良いのですが、ローダウンの依頼もありましたので色々と調べていくと結構面白いことを発見。
このベンツと言う車は、新車のラインオフ時に前後左右の高さをスプリング上部についているラバーシムと言う奴を入れることでで調整しているそうです。
機械製品である以上、それなりに個体差がでます。 それを限りなく0にしようということです。
この「ラバーシム」は一目で現在の高さがわかるようにしています。 
例えば、現在4番(17mm厚)と言うのがついているとします。 それを1番(5mm厚)に変更すると-12mmローダウンする事が出来ます。

思いっきり上げ下げする時には有効ではありませんが、「ダウンサスを入れたけど、下がり方が足りない(下がりすぎた)」時には15mm程度の上げ下げは自在にできると言う事です。
素晴らしいような、原始的なような、、、、
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