明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



子供の頃からスターなりに苦労が多かったようだが、近年の整形は、プレスリーのドーナツの過食のように、止められる人間が周りにいなかったのであろう。 私は日本武道館で、まだ黒人だったマイケルを観ている。当時『ベン』がヒットした頃ではなかったろうか。1958年生まれだとは意外である。私と1歳半違いではないか。当時子供だと思っていたら、私も子供だったということになる。中村勘三郎が、あの子役だった勘九郎が、なんていっていたら、私より2つ年上だったりもするが。 武道館ではトイレに行こうと館内を歩いていたら、向うから南沙織が歩いて来た記憶がある。遠くのジャクソン5より近くの南沙織というわけで、みんなにいいふらした覚えがあるが、しかし今思うと、一人であんな所をフラフラ歩いているわけがないのではないか。最近はめったに見かけないが、ロングヘアーの真ん中分けの女の子がいくらでもいた時代である。 マイケルのファンらしい友人の女性からメールが着たので、武道館でジャクソン5を観たといったら、彼女は、友達が東京ドームの地主の息子の知り合いで、ドーム公演をタダで観たといわれた。 マイケル・ジャクソンは妙な収集癖があると聞いていたが、エレファントマンことジョゼフ・メリックの骨格標本は入手したのであろうか?日本には最近、一人暮らしが寂しくて、タヌキの置物を15体盗んだ男がいたが。彼は私と同い年である。人は止めてくれる人間が周りにいる間である。

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